昨今のマスク社会では人目に触れる機会が少なくなった「口元」。目や髪型から若い印象だった人がマスクを外したらほうれい線クッキリで「意外と…?」だったり、顔の下半分がマスク荒れしていたりという事はありませんか? 目元がお顔の第一印象を決めるとすると、口元はお顔の「第二印象」、つまりその人のお顔の印象を決める大切な部位だといえます。
整った口元とは一般的にどんな口元?
「口元」の印象を左右するパーツには唇や歯があります。唇が老けた印象ならグロスやリップなどのメイクで、歯ならホワイトニングなどでカバーが可能です。しかし口の横のしわやたるみ、ほうれい線などいわゆる「口まわり」はメイクでカバーするのが難しい部分です。
「せっかくキレイな歯並びなのに口角が下がっている」「笑顔が素敵なのに口元の小じわが……」など、パーツよりも目立って老けた印象を与えてしまうこともあるので、唇そのものよりも口まわりのハリや筋肉ラインを重要視する必要があります。
口角がキュッと上がりフェイスラインから顎にかけてのラインが持ち上がっていると、整った小顔になり凛々しい印象を与えます。
唇の形の種類
顔の中のパーツでも特に内面が表に出やすく、心情や人柄などもわかってしまう唇の形。厚さ・大きさ・長さ・輪郭など、人によって異なりますが、大きくいくつかに分類できます。種類ごとにそれぞれの特徴や印象をご紹介します。
唇の厚さ
・上下の唇が両方とも厚い
正面や横顔の唇の輪郭がはっきりしていて、顔に立体感が出やすくセクシー。
・上下の唇が両方とも薄い
鼻から下の印象がすっきりしていて、横顔や唇の盛り上がり方がなめらかで知的・理性的。
・上唇のみ/下唇のみどちらか片方に厚みがある
知的な面と優しさ・愛情を持ち合わせている。
唇の長さ
・唇の横幅が長い
顔の中で唇の占める部分が大きくなるため、口の動きも大きくなりやすく、活発な印象。
・唇の横幅が短い
顔全体の表情に対して口元の変化が少なめな印象で、口自体が横に大きく開きません。上品で落ち着きのある可愛らしい印象。
唇の輪郭
・富士山唇
正面から見ると、上唇が富士山のようなラインで特徴的。
・アヒル口
アヒルのくちばしのように、上唇・口角が上向きで前に出ており、唇全体がWのような形。
・切れ長型
上唇・下唇が薄くて、口が横に長い。
・四字型
上唇・下唇の両方が厚く、口角の端まで赤味があり唇が四角(長方形)に見える。
・仰月型/仰月口
口角が上がり、三日月のような形。
・一文字型
上唇・下唇が横一直線。
・伏月型/伏月口
口角が下がっている、への字型。
その他の唇の特徴
・唇の輪郭がぼやけている/はっきりしている
・唇のシワが多い/シワが少ない
・唇の色が濃い/薄い
リップラインはメイクによって調節可能ですが、シワは唇の乾燥や加齢など後天的な理由で増えるため、保湿ケアが必須です。また、唇の皮膚は非常に薄いので、血流によって血色の良し悪しが現れます。
唇の形のいろいろな悩み
・唇の歪み
・唇が薄い/厚い
・口角が下がっている
唇が歪んでいる場合、厚すぎたり薄すぎたりする場合、気になってバランスが良く整えたいと思う人も多いでしょう。
特に口角が下がっていると、機嫌が悪そうに見えることもあります。筋肉が衰えていくことで口角を上げる力が弱まっている場合や、もともとの筋肉の付き方・クセなどの可能性もあります。
唇のコンプレックス解消方法
ヒアルロン酸注入・ボトックス注入による施術で、魅力的でメリハリのある唇に近づけます。唇の形でお悩みの方は、ぜひ一度クリニックの受診を検討してみてください。
症例一例
CASE
ヒアルロン酸注入 口唇
施術前
施術後 (1日)
唇のハリ感がほしいとの事で、唇へのヒアルロン酸注入を行いました。
口唇は、目と同様に美しさに影響を与える重要なパーツです。 口の周りの骨(上・下顎骨)の委縮や表情筋、歯の老化により口唇を支える組織が弱くなり、口角が下がり、キューピット・ボウが平…
ヒアルロン酸注入 唇
施術前
施術後
この記事を書いた人
藤井 靖成
大阪・梅田 藤井クリニック院長
総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。