透明感のある素肌は目指せる!くすみを改善してうるおいを!梅田・神戸で人気の美容クリニック医師が解説!

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毎朝メイクをするとき、「体調は悪くないのになんだか顔色が悪く見える……」「いつもと同じメイクなのに老けて見えるかも……」と思うことはありませんか?

 

もしかすると「肌のくすみ」が原因かもしれません。

 

この記事では「肌のくすみ」のタイプと対策、顔色が若々しく見えるためのメイクや服の選び方について解説していきます。

 

 

透明感のある肌の特徴

 

「透明感のある肌」といわれて、どのような肌を思い浮かべるでしょうか?

血色のいい肌、きらきらした肌、ツルンとした肌……、人によってさまざまなイメージがあると思います。そのイメージを具体的に表すと以下の項目にまとめられます。

 

  • ・肌に潤いがあり、キメが整っている

  • ・ニキビや赤みなど、肌トラブルがない

  • ・くすみ、黒ずみがない

  • ・毛穴やしわが目立たない

 

一般的に、これらのイメージをすべて満たしている肌が、「透明感のある肌」と呼ばれています。

 

 

肌がくすむ理由

 

透明感のある肌とは反対に、「とくに病気をしたわけでもないのに顔色が悪く見える」「年齢よりも上に見られてしまう」など、顔全体が本来よりも暗く見えてしまう状態が「くすみ」で、その肌を「くすみ肌」といいます。

 

くすみ肌には原因と色によって種類があり、それに見合った対策を行えば改善できます。くすみのタイプと原因について詳しく見てみましょう。

 

青くすみ

青くすみは肌の血色が悪く、目の下のクマが目立つタイプのくすみです。血行不良が原因で、ストレス、睡眠不足、運動不足、鉄分不足による貧血が影響しています。

 

青くすみの原因である血行不良を改善するためには、睡眠不足と運動不足を解消する必要があります。毎日少なくとも6時間以上の睡眠時間の確保と、下半身を鍛えるスクワットなどの運動を心がけましょう。

 

また、鉄分とビタミンEの摂取は、血行不良が原因となる青くすみに効果的です。鉄分は日本人に不足しやすい成分で、不足すると貧血を引き起こします。ビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほど、きれいな肌づくりには欠かせない美肌効果のある栄養素です。

鉄分はほうれん草やレバー、赤身の魚などに、ビタミンEはナッツ、かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれています。サプリでも摂取できるので、普段の食事だけで不足する場合には検討してみるとよいでしょう。

 

黄くすみ

黄くすみは、肌全体が黄色っぽく見えるタイプのくすみです。原因は「肌の糖化」という老化現象のひとつです。

 

体の中でたんぱく質や脂肪が余分な糖と結びつくと、悪玉物質が生成され、細胞が劣化します。糖化が進むとシワやたるみ、乾燥、肌荒れを引き起こし、老けて見える原因になります。

 

黄くすみの対策は、肌の糖化を防ぐことです。糖には種類があり、体内の糖化を引き起こす糖はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)の2種類です。

ブドウ糖は、飲食物に含まれる糖や炭水化物が消化吸収される際、消化酵素によって生成される物質です。体を動かす大事なエネルギーにもなり、脂肪として蓄えられます。しかし、血液中に余分な糖分が余ってしまうと、たんぱく質や脂肪と結びついて糖化を引き起こします。

 

果糖は市販の飲料に多く含まれている物質で、飲食物で摂取すると分解されることなくそのままの形で腸へ吸収されます。細胞に取り込まれると体温に反応し、ブドウ糖の10倍の速さで糖化を引き起こしてしまいます。

糖化を防ぐには、料理や食事に使用する糖を、糖化を引き起こしにくい麦芽糖やオリゴ糖に変えてみることがおすすめです。また、糖や炭水化物を分解する消化酵素の働きを抑えるために、「カテキン」が多く含まれるお茶を積極的に摂取するのも有効でしょう。

糖化は血糖値が急上昇した際に発生しやすいので、ゆっくりよく噛んで食べる、食事の時間を規則正しく整えるなど、食生活の習慣を見直してみると効果が期待できます。

 

グレーくすみ

肌ざわりがなんだかゴワゴワする、メイクのノリが悪い、そんな状態のくすみをグレーくすみといいます。グレーくすみの原因は、肌の表面に蓄積した古い角質層です。

 

肌の表面には、一定期間で古くなった角質が剥がれ落ちる「ターンオーバー」という周期的システムが備わっています。この周期が乱れると、古くなった角質が剥れにくくなり、表面で溜まって厚くなることで顔色が悪く見えます。

 

グレーくすみの改善には、肌の表面に溜まった古い角質層を取り除くこと、ターンオーバーの周期を整えることが効果的です。日々のスキンケアを怠らないこと、生活習慣を整えることが重要です。

睡眠時間が不足したり、栄養バランスが偏ったりしてしまうと、ターンオーバーの働きが阻害され、肌荒れも起こりやすくなってしまいます。スキンケアはもちろん、体の内側から肌の調子を整えていきましょう。

 

茶くすみ

茶くすみは、紫外線や摩擦による色素沈着が原因で、顔全体が茶色っぽく見えるくすみです。日焼け対策やメイク落としが不十分な場合、メラニン色素や化粧品の色素が肌に沈着し、肌が黒や茶色に見えてしまいます。

 

茶くすみの対策には、UV対策が効果的です。室内にいる日や曇りの日でも、紫外線は肌にダメージを与えます。しっかりと日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう。

気温の低い冬場になると体温維持のため、新陳代謝機能が活発になります。肌のくすみも改善されやすくなりますが、栄養が偏っているとその機能もうまく働きません。黄くすみの改善策を参考にして、茶くすみも改善していきましょう。

 

肌がくすんで見えないようにする工夫

ここでは生活習慣や食生活の見直しだけではカバーできない肌のくすみのお悩みを、化粧品やメイク、服の色によってコントロールする方法について解説します。

 

スキンケア(UVケア、保湿)

肌のくすみを防ぐためにはスキンケアは欠かせません。しかし、間違った知識や習慣で、肌荒れなど逆効果を招く可能性もあります。普段のスキンケアは正しいものなのか、この記事を読みながら一緒に確認しましょう。

 

まずは、洗顔です。寝ている間にも、肌の表面ではターンオーバーが発生し、古い角質が浮かび上がってきます。

朝と夜に洗顔でしっかりと汚れを落とし、肌表面の古い角質や皮脂、汚れを洗い流しましょう。また、洗顔時にはゴシゴシとこすらず、肌にダメージを与えないようにしましょう。

 

次に、化粧品による保湿です。乾燥はあらゆる肌トラブルの原因であり、美肌の天敵です。化粧水をつける際には、コットンに化粧水をしみこませて肌をパックすると、無駄なくたっぷり保湿できます。

美容液は、お悩みに合わせた美容成分が配合されているものを選びましょう。特にくすみには、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、コウジ酸、プラセンタ、ハイドロキノンなどが配合された美容液が最適です。

 

そして、UVケアです。茶くすみでも解説しましたが、紫外線は肌にダメージを与えるため、天気や屋内・屋外に関わらず、日焼け止めは毎日塗りましょう。日差しが強い日には日傘も使用するとより効果が高くなります。

 

メイク色の選び方

くすみのタイプによって化粧下地の選び方が異なります。

 

血行不良による青くすみには、血色よく見えるピンク系の化粧下地が適しています。目の下にクマができてしまった場合は、オレンジ系のコンシーラーで肌色を補正するとよいでしょう。

 

黄くすみには、黄色の反対色でもある青紫・ラベンダー系の化粧下地がおすすめです。肌色と反対色を重ねることで、肌色を自然に明るい色へと仕上げてくれます。

 

グレーくすみには、顔色の暗さを改善しようとしてファンデーションやフェイスパウダーを厚塗りしてしまいがちですが、BBクリームの薄塗りが適しています。

目の下の逆三角形のゾーンにはしっかりと、おでこと鼻筋のTゾーンとそれ以外には薄くメリハリをつけることで、自然な仕上がりになるでしょう。

 

服の色の選び方

トップスの服の色も、メイクと同じくらい顔周りに影響を与えています。最近ではパーソナルカラー診断を気軽に受けられるため、どんな色が似合うのか一度調べてみるのもおすすめです。ここでは、くすみのタイプ別に、どんな色の服を選べばいいか解説します。

 

血行不良で暗く見える青くすみには明るい色、そのなかでも落ち着いた色を選ぶとよいでしょう。

例えば、赤系でもワインレッド、黄色ではなくオレンジ、白よりもベージュを選ぶ方が明るく見えます。特に、ブルーベリーのようなベリーカラーやダークオレンジは、青くすみでも血色よく見せてくれます。

 

黄くすみが気になる方は、深みがある同系色のカーキやブラウン、モスグリーンがおすすめです。

顔周りに落ち着いた同系色を用いることで、明るく見えます。また、ゴールドの大きめのイヤリングも効果的です。反対に、青みが強い色やビビットカラーはくすみを目立たせてしまうので要注意です。

 

グレーくすみには、黄くすみとは反対にビビットカラーが適しています。ネイビーより水色、ベージュより白など、明るく鮮やかな色を選ぶとよいでしょう。

 

美容クリニックでできるトーンアップ治療

美容クリニックでも肌のくすみ改善や顔色を明るく見せるトーンアップに適した治療があります。藤井クリニックでは、くすみでお悩みの方へレーザートーニング治療、美白オーロラ、イオン導入をおすすめしています。

 

レーザートーニング治療とは、皮膚の色合いを整える治療です。シミの上から低出力レーザーを照射し、沈着した色素を破壊して自然な肌を取り戻します。シミだけでなく、肝斑、くすみなどにも効果があり、毛穴を引き締め、キメを整える美肌効果もあります。

 

美白オーロラは、フォトRFという装置を用いて光エネルギーと高周波エネルギーを組み合わせて照射する治療です。シミがある場所など気になる場所への局所的な治療ではなく、肌が持つターンオーバーやコラーゲン生成を活性化させて、肌全体を若返らせる治療法です。

 

イオン導入は、肌の有効な成分が含まれた特別な美容液をイオン化させ、微弱な電流を流して皮膚の奥深くまで浸透させる治療法です。レーザートーニングや美白オーロラなど、他の治療法とも併用も可能で、さらに効果を発揮します。

 

治療法によって、施術を受ける期間や価格、メリット・デメリットも異なります。一人ひとりの悩みにはどの治療が適しているのか、一緒に考えるためにも、ぜひ一度医師へご相談ください。

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ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約10000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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