公開日: 2023年02月19日
更新日: 2024年11月21日
ほくろ取り|美容皮膚科が新生活に向けて理由や価格・注意点を解説
目次
顔に目立ったほくろがあることが理由で、自分に自信がもてないという人は少なくありません。
そのようなとき、もし安全に取り除ける方法があるのであれば、試してみたいと思うのではないでしょうか。
そこでこの記事では、美容皮膚科でできるほくろ取りの治療について詳しく解説します。
ほくろ取り治療がおすすめの理由
ほくろ取りがおすすめな理由として、以下のような点が挙げられます。
- 顔の印象を変えられること
- コンプレックスであるならば取り除くことで明るく前向きになれること
- がんのリスクを回避できること
位置や大きさによっては、コンプレックスになっている人もいるでしょう。
顔に自信がもてるようになれば、表情も自然と明るくなります。
また、ほくろを除去する際の診察で、悪性の腫瘍でないことを確認する機会にもなります。
炭酸ガスレーザー治療の特徴
ほくろ取りの治療はほくろの種類や大きさによって異なりますが、当院では通常、炭酸ガスレーザーを使って治療をします。
以下、その治療法の仕組みやメリットについて詳しくみていきましょう。
また、注意点についても挙げています。
レーザー治療の仕組み
局所麻酔をした後、患部に炭酸ガスレーザーを照射します。
このレーザーは、組織中の水分に瞬時に吸収され、その際に熱エネルギーが生じます。
このときの蒸散作用によって、ほくろ細胞を除去するのです。
その後、新陳代謝によって自然に肌が生まれ変わるのを待ちます。
施術後は2週間程度、患部に軟膏を塗ってテープなどで保護しておきます。
ほくろだけでなく、イボやウオノメ、盛り上がったアザなど、隆起した箇所に対応できる治療法です。
関連記事:薄いシミをレーザーで治療するのは難しい?理由を解説
レーザー治療のメリット
炭酸ガスレーザー治療では、色味や膨らみを瞬時に蒸散させるため、
- 出血が少ない
- 傷が目立ちにくい
などのメリットがあります。皮膚や周辺組織へのダメージを最小限に抑えられるのです。
ただし、施術後数か月は赤みが出るでしょう。
また、治療が短時間で済むことや、局所麻酔によって痛みを感じづらいこともメリットです。
大きさや個数によりますが、負担が少ないため一度に複数個所に照射することも可能です。
施術後の注意点
施術後の注意点として、ダウンタイムがあることが挙げられます。
そのため、入浴は腫れがひいてから、患部へのメイクは7~10日程度経過してから行うことなどが推奨されています。
また、患部が硬くなったり、くぼみが残るといった症状が起こることにも注意が必要です。
これらは、一般的には施術からおよそ半年の間に落ち着きます。
ただし、大きなほくろの治療ではそのままくぼみが残ることがあるでしょう。
また、炭酸ガスレーザーによる治療では、ほくろ組織が再発する可能性もあります。
大きなほくろの治療について
5㎜以上の大きなほくろには、炭酸ガスレーザー治療以外の治療法が適していることもあります。
具体的には、切除縫合法やくり抜き法などです。
切除縫合はほくろを切り取った後、周辺の皮膚を縫合する治療法です。
傷痕が残る可能性があるため、とくに顔面への治療には慎重な診察が必須です。
くり抜き法ではメスでほくろを円形にくり抜き、その後自然に穴が塞がるのを待ちます。
縫合するよりも皮膚の引き攣れが少ない一方で、傷が閉じるまでにより長い時間がかかります。
関連記事:夏にレーザー治療をしてはいけない?夏は避けるべきと言われる理由を解説
当院での価格について
炭酸ガスレーザーのほくろ取り治療は、ごく小さなものでも10,000円前後かかるのが一般的です。
当院でも10,000円(税込11,000円)からの治療を設定しています。
ただし、大きさや症状によって使うレーザーや治療法が異なるため、こちらの価格は目安程度にお考え下さい。
診察後、症状に合った適切な治療をご提案します。
また、ほくろのメカニズムや再発防止ケアについてもご案内しております。
まとめ
ほくろ取り治療を受けることで、顔の印象が変わるだけでなく、がんリスクを回避することにつながります。
当院の治療は、主に炭酸ガスレーザーによるほくろ除去です。
ほくろ除去施術には、術後数か月は赤みやくぼみがあることや、再発の可能性がある
点などに注意が必要です。
当院では患者様それぞれのケースに合わせて治療法をご提案します。
ほくろ除去をお考えの方は大阪梅田藤井クリニックまでお気軽にご相談ください。