公開日: 2023年06月19日
更新日: 2024年12月03日
ピコレーザーとは?期待できる効果とデメリットを解説
目次
ピコ秒(1兆分の1秒)単位で照射してシミの除去が期待できるピコレーザー。新たなレーザー治療法として大きな話題を集めていますが、どのような効果が期待できるのでしょうか。
今回は、ピコレーザーの期待できる効果やメリットとデメリットをご紹介します。
ピコレーザーとは?
ピコレーザーとは、シミや肝斑の除去に効果が期待できるレーザー治療法のことです。これまでのシミの除去は、ナノ秒(10億分の1秒)単位で照射する「Qスイッチレーザー」という治療法が一般的でした。しかし、ピコレーザーはナノ秒よりもさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)単位で照射できるレーザー治療です。
また、ピコレーザーはQスイッチレーザーに比べて痛みが少なく、色素沈着を起こしにくいといった特徴から、シミの除去を気軽に行いやすくなりました。
ピコレーザーで期待できる効果
ピコレーザーでは、以下のような効果が期待できます。
- ニキビ跡や毛穴開きの改善
- タトゥーや刺青の除去
- シミや肝斑の除去
それぞれの期待できる効果について詳しく解説します。
ニキビ跡・毛穴開きの改善
ピコレーザーは、ニキビ跡や毛穴開きの改善が期待できます。なぜなら、ピコレーザーは微細なレーザーを照射して皮膚の再生を促す治療法だからです。
そもそもニキビは肌のターンオーバーが上手くできないことで発症します。そのため、皮膚の再生を促すピコレーザーはニキビ痕のクレーターや、毛穴開きにも効果が期待できるのです。開いた毛穴を引き締めることで、紫外線や加齢で失った肌本来の弾力を取り戻すことができるでしょう。
タトゥー・刺青の除去
タトゥーや刺青、アートメイクの除去にも効果が期待できます。なぜなら、ピコレーザーは従来のレーザーよりも細かい色素の粒子を破壊できるからです。
より細かい色素の粒子を破壊できれば、少ない回数でタトゥーや刺青を薄くすることができます。ただし、色の深さやインクの種類によっては10回以上と長い期間の施術が必要となることもあるため、医師と相談しながら治療を進めていかなければなりません。
シミや肝斑の除去
シミや肝斑の除去にも効果が期待できます。なぜなら、ピコレーザーはメラニン色素を除去できるレーザー治療だからです。特に、従来のレーザー治療で肝斑への効果は期待できなかったため、肝斑にお悩みの方にはピコレーザーが最適です。
個人差はありますが、1〜2回と少ない施術回数で効果が期待できるため、施術の負担もほとんどかかりません。
ピコレーザーをするメリットは?
ピコレーザーをすることには、以下の3つのメリットがあります。
- 肌へのダメージが小さい
- ダウンタイムが少ない
- 少ない施術回数で効果が期待できる
まず、肌へのダメージが小さいというメリットがあります。なぜなら、ピコレーザーは少ない施術回数で効果が期待できるからです。また、施術中に痛みを感じることも少ないため、肌に負担をかけすぎずに治療が進められます。
ダウンタイムが少ないというメリットもあります。ダウンタイムとは、レーザー治療後の肌の腫れや赤みが引いて元の状態に戻るまでの期間のことです。肌への負担が少ない分、ダウンタイムの期間が短く日常生活に影響を及ぼしにくい点は大きなメリットと言えるでしょう。
ピコレーザーにはデメリットもある
ピコレーザーには、メリットだけではなく色素沈着など、術後に肌トラブルを起こす可能性があるというデメリットもあります。肌の体質によっては色素沈着が残るリスクもあるため、施術をするか医師と慎重に決めましょう。
また、施術後は保湿や紫外線対策が必須です。なぜなら、色素沈着は日焼けしやすい方ほど起こりやすいからです。保湿や紫外線対策をし、色素沈着などの肌トラブルに注意しましょう。
大阪でのピコレーザーは藤井クリニックへ
大阪でピコレーザーをご希望の方は、ぜひ大阪・梅田にある藤井クリニックにご相談ください。当院では、低価格でお肌の悩みを海晶できます。当院のピコレーザーの施術費用は以下のとおりです。
ピコスポット税込1,650円~
ピコトーニング税込23,100円~
ピコフラクショナル税込30,800円~
大阪でピコレーザーをご希望の方は藤井クリニックへ気軽ににご相談ください。