公開日: 2024年12月24日

更新日: 2025年01月07日

50代の肌のケアにおすすめの美容医療!気になる悩み別に紹介

 

50代に差し掛かり「肌の衰えが気になってきた」と、お悩みではありませんか。
肌が衰えていると疲れた印象を与えかねないため、若々しい見た目を維持できるよう、適切に対処しておきたいところです。

 

そこで本記事では、50代のアンチエイジングに対して効果が期待できる美容医療を、肌の悩み別に分けて紹介します。
50代以降も肌の美しさを維持したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

顔全体のたるみ・シワに悩む50代におすすめの美容医療

年齢を重ねるにつれて皮膚や皮下組織は衰えていくため、50代になると、肌のハリ不足による顔全体のたるみやシワが目立ち始めます。
そこで役立つのが、顔全体のたるみやシワの改善につながる美容医療です。

 

以下では、加齢による肌のハリ不足にお悩みの方に、おすすめの美容医療を紹介いたします。

 

①ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、加齢とともに失われていくヒアルロン酸を注入することで、肌の弾力不足を補う効果が期待できる施術です。
主にほうれい線やクマなど、表情を動かさなくても気になるシワに適しています。

 

ヒアルロン酸は、皮膚や目など、人体のさまざまなところにもとから含まれる成分です。
保水力に長けているので、皮膚のヒアルロン酸が多いほど、肌の水分やハリも維持されます。
しかし、皮膚のヒアルロン酸は、加齢とともに減少していきます。
同時に肌の水分やハリも失われていくため、若々しい肌を保つには、減少したぶんのヒアルロン酸を注入する必要があるのです。

 

ただし、ヒアルロン酸を注入する部位や量は適切に見極めないと、不自然に皮膚が膨れたり、顔のバランスが崩れたりしてしまうおそれがあります。
ヒアルロン酸注入を行う際は、このような事態を招かないためにも、施術実績が豊富な医師に依頼するのが賢明です。

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②ボトックス注射

顔全体の肌トラブルのなかでも、特に表情を動かしたときのシワが気になる方は、ボトックス注射をご検討ください。
額や眉間、目元などの気になる部分にボトックスを注射すると、表情筋の緊張が和らぎ、シワの軽減が期待できます。
個人差はありますが、効果は4~6か月ほど持続します。

 

前項で紹介したヒアルロン酸注入と異なり、ボトックス注射は、シワのなかでも表情筋によって生じるシワに向いている施術です。
そのため、シワの種類や最終的な仕上がりを考慮したうえで、ご自身に適しているほうを選びましょう。

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③ウルセラリフト

ウルセラリフトは、肌の表面から深部に向けて、超音波によって熱を与える施術です。

 

超音波が届く肌の深部には、皮膚と筋肉のあいだに、筋膜とよばれる薄い膜が張られています。
筋膜は、皮膚を内側から支えるはたらきをもつ、コラーゲンという成分で構成されています。
このコラーゲンに熱を与えると、収縮して皮膚が持ち上がり、たるみやシワの改善につながるのです。

 

さらに、熱で縮んだコラーゲンを修復しようとする人体のはたらきによって、新たなコラーゲンが生成されます。
結果、コラーゲン量が増え、顔全体の厚みやハリが回復するといった効果も期待できます。

 

④サーマクール

筋膜のコラーゲンを収縮させる施術としては、ウルセラリフトのほかに、サーマクールも挙げられます。

 

サーマクールは、肌の表面から高周波を照射して、コラーゲンを収縮させる施術です。
ウルセラリフトと似ていますが、目的と照射する範囲に違いがあります。

 

顔全体を引き締めることが目的であるサーマクールは、顔の広範囲にわたって照射し、小顔効果を目指すものです。
一方、ウルセラリフトは顔の一部分のみを照射し、照射した部分の弾力をよみがえらせ、顔のほかの部分の皮膚を引き上げることを目的としています。
施術を受ける際は、両者の違いを踏まえたうえで医師と相談し、ご自身の悩みに対して適切にアプローチできるものをお選びください。

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⑤ポテンツァ

なるべく痛みの少ない施術を希望されるのであれば、ポテンツァという選択肢もあります。

 

ポテンツァは、小さな針を肌に挿入し、その針先から皮膚の内部に高周波による熱を与えることで、筋膜のコラーゲンを収縮させる施術です。
高周波を照射する点はサーマクールと共通していますが、ポテンツァの場合は、肌の表面から照射しません。
そのため、サーマクールよりも痛みを感じにくい点がメリットです。

 

またポテンツァは、針の先に取り付けるチップを変えることで、肌の悩みに対して適切にアプローチできます。
多種多様なチップをカスタマイズできるので、たるみやシワはもちろん、ニキビ跡や赤ら顔などの悩みにも対応可能です。


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⑥ダーマペン

ダーマペンは、肌にもともと備わっている自然治癒力によってコラーゲンの生成を促し、たるみやシワの改善を目指す施術です。
肌の表面に髪の毛よりも細い針で小さな穴を開け、その穴を元に戻そうとする自然治癒力を促進させます。

 

なお、ダーマペンで用いる針は、ポテンツァのように先端のチップをカスタマイズできないため、対応できる肌の悩みの範囲が限られます。
たるみやシワ以外にも改善したい肌の悩みがある場合は、ダーマペンとポテンツァのどちらがより自分の悩みに適しているのか、医師に確認しておきましょう。

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⑦エレクトロポレーション

肌の表面から熱を照射したり、皮膚に穴を開けたりすることに抵抗があるのであれば、エレクトロポレーションを受けるのも一案です。

 

エレクトロポレーションでは、肌の細胞膜に電流を流して一時的にすき間を作り、そこから薬剤を浸透させます。
電流を流して作った細胞膜のすき間は、電流を止めると閉じるため、肌に跡が残りません。

 

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⑧スレッドリフト(糸リフト)

スレッドリフトは、時間が経つと体内に溶け込む特殊な糸を用いて、顔全体の皮膚を持ち上げる施術です。
皮膚の下に糸を挿入しなくてはならないものの、皮膚を切開する必要はありません。
メスを入れる美容整形手術と比べるとダウンタイムが短く、リスクも少ないため、50代をはじめとする幅広い世代の方から人気です。

 

また、スレッドリフトは効果を早く実感しやすいうえに、仕上がりに個人差が出にくいともいわれています。
「即効性のある美容医療を試したい」とお考えの方は、検討してみてはいかがでしょうか。


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⑨多血小板血漿治療(PRP療法)

自分の血液から採取した多血⼩板⾎漿を活用してコラーゲンの生成を促す、多血小板血漿治療(PRP療法)も、顔全体のたるみやシワの改善につながる美容医療の一つです。

 

多血小板血漿とは、血小板が凝縮されたもののことです。
血管の損傷した箇所を止血するための成長因子を大量に備えており、組織の修復を開始させる役割を担っています。

 

美容医療においては、皮膚の修復に関わる肌の細胞に、多血小板血漿がはたらきかけてくれます。
結果、肌の細胞が生み出すコラーゲンの生成量が増加し、肌の弾力をよみがえらせる効果が期待できるというわけです。

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目の下のたるみ・クマに悩む50代におすすめの美容医療

50代を迎えて眼球を支える靭帯が衰えてくると、支えられずに下がってきた眼球によって、目元の袋状の組織が前へと押し出されます。
これによって、目の下のたるみやクマが気になってきます。

 

以下では、目の下のたるみやクマの改善が期待できる美容医療を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

①ヒアルロン酸注入

顔全体のリフトアップに使われるヒアルロン酸は、注入する部位を目の下に限定したとしても、効果が期待できます。
ヒアルロン酸によって目の下のハリが回復すると、目の下のシワやクマが目立ちにくくなります。

 

②ウルセラリフト

ウルセラリフトを用いて目の下に重点的に超音波を照射すれば、目の周りの弾力がよみがえります。
顔全体のたるみやシワを施術するときと同様に、筋膜のコラーゲンが縮むことで、目の下の皮膚を持ち上げられます。

 

また、ダウンタイムが短いウルセラリフトなら、施術後すぐにメイクをして出かけられることもメリットです。


③サーマクールアイズ

サーマクールのなかでも目の周りやまぶたに特化したものが、サーマクールアイズです。

 

通常のサーマクールは、皮膚が薄い目の周りに使用すると、眼球に影響が出てしまいます。
その点、サーマクールアイズは目の周りの施術に特化しているため、眼球に熱が伝わらないよう調整されており、施術の際は専用のチップで眼球を保護します。

 

サーマクールの効果を目の下でも実感したいのであれば、サーマクールアイズをお選びください。

 

④多血小板血漿治療(PRP療法)

「目の下の施術に、熱を照射したりメスを用いたりするのは怖い」とお考えの方は、多血小板血漿治療を受けるのも一案です。

 

多血小板血漿治療は、自分の血液から採取した多⾎⼩板⾎漿を、目の下に注入する施術です。
肌の細胞のはたらきを多⾎⼩板⾎漿が促進させるため、コラーゲンの生成量が増え、目の下のハリがよみがえります。

 

シミに悩む50代におすすめの美容医療

シミの原因は、主に紫外線による刺激から肌を保護するために生成される、メラニン色素です。
メラニン色素は加齢とともに蓄積されていくため、50代になると、シミのサイズが大きくなったり色が濃くなったりして目立ち始めます。

 

以下では、このようなシミに適応する美容医療を見ていきましょう。

 

①PQXピコレーザー

レーザー治療は、シミを除去するための治療方法として主流になりつつあります。
なかでも最先端の技術を取り入れているのが、PQXピコレーザーです。

 

PQXピコレーザーなら、従来の機器では破壊できなかったサイズの粒子まで、衝撃波を与えて壊せます。
レーザーの1発あたりの照射時間は、1ピコ秒(1兆ぶんの1秒)です。
つまり、シミの原因となるメラニン色素の粒子を、より細かくかつ照射時間も短くしたうえで破壊できる機器が、PQXピコレーザーであるわけです。
従来の機器よりもレーザーの1発あたりの照射時間が短いため、肌への負担も抑えられるといえます。

 

②Qスイッチヤグレーザー

Qスイッチヤグレーザーは、PQXピコレーザーとは異なり、熱エネルギーでメラニン色素を破壊するレーザー機器です。
黒色や青色、あるいは茶色のシミに反応しやすく、シミの大きさや濃さによって照射するパワーを調節できます。
1発あたりのレーザーの照射時間は1ナノ秒(10億ぶんの1秒)と、PQXピコレーザーよりも長いことが特徴です。

 

このように説明すると「照射時間が長くなるなら、PQXピコレーザーのほうが肌へのダメージが少なく、優れているのではないか」とお考えになる方も、いらっしゃるでしょう。
実際、個人差はあるものの、PQXピコレーザーのほうが、Qスイッチヤグレーザーよりも肌への負担は少ないといわれています。
しかし、シミの状態や治療の目的によっては、Qスイッチヤグレーザーを用いたほうがよいケースもあるのです。

 

シミの状態や治療の目的は一人ひとり異なるため、どちらが適しているのかは、この場で一概に明示できるものではありません。
施術を検討する際は、必ず医師にシミの状態を診てもらったうえで、ご相談ください。

 

③レーザートーニング

レーザートーニングも、レーザー治療の一つであり、シミのなかでも特に肝斑(かんぱん)にお悩みの方に向いています。

 

肝斑は、30代から50代後半までの女性が発症しやすいといわれているシミの一種です。
頬の骨のあたりに左右対称で現れることが特徴で、はっきりとした原因は判明していませんが、紫外線や女性ホルモンと関係があると指摘されています。

 

レーザートーニングが開発されるまでは「肝斑にレーザー治療を施すと、悪化する」といわれていました。
これは、レーザーによる強い熱と光の刺激が、色素沈着の原因となるメラニン色素の増産を促してしまうためです。
その点、レーザートーニングであれば、メラニン色素を増産させないよう、熱と光の刺激を最小限に抑えたうえでアプローチできます。

 

肝斑にお悩みの方は、ぜひレーザートーニングを試してみてはいかがでしょうか。

 

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④フォトRF(IPL光治療)

フォトRF(IPL治療)は、高周波と光エネルギーを組み合わせ、シミをはじめとする複数の肌の悩みを同時に改善できる施術です。

 

高周波は、シワやたるみを改善する施術と同様に、筋膜に熱を与えてコラーゲンの増産を促すものです。
一方で光エネルギーは、肌の表層に蓄積したメラニン色素を焦がし、体外に排出させる役割を担います。
そのため、フォトRFを用いて両者を同時に照射すると、シミにくわえてシワやたるみなども一度に改善できるというわけです。

 

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50代の美容医療の上手な取り入れ方

 

ここまでで、50代を迎えると気になり始める肌のトラブル別に、改善が期待できる美容医療を紹介しました。
50代以降も肌を美しく保つには、セルフケアだけでなく、美容医療も日常的に活用していきたいところです。

 

以下では、美容医療を利用するにあたって、うまく生活に取り入れる方法を解説します。

 

情報に惑わされない

美容医療を検討する際は、治療方法や病院などの情報をたくさん集めたうえで比較すると、より自分に適したものを見つけられます。
ただし、集めた情報に惑わされないよう、自分の目的は明確にしておかなければなりません。

 

美容医療を選ぶうえでは、自分の目的が達成できる治療方法を見つけることが大切です。
世間の評判が良いからといって、すべての人にとってベストであるとは限らないため、治療方法を選ぶ基準は定めておきましょう。

 

カウンセリングでは遠慮せず質問・相談する

施術を受けるときは、事前に医師とカウンセリングをしたうえで、治療方針を決めていきます。
治療方針に関して、疑問点や懸念点が生じるのであれば、この時点で解消しておきましょう。

 

また、施術に伴うリスクも確認しておかなくてはなりません。
施術後に後悔しないためにも、カウンセリングでは納得するまで医師と話しておくことが肝心です。

 

アフターケアをしっかりと行う

美容医療の効果を実感するには、施術前だけでなく、その後の過ごし方も大切です。
肌の表面が一時的にダメージを受ける美容医療の場合、適切なアフターケアを怠ると、肌の回復速度や施術の効果に差が出てしまいます。
施術後にアフターケアの案内をされたときは、しっかり守るようにしましょう。

 

なお、肌の表面に対するダメージがほとんどない美容医療を受けた際は、特別なアフターケアが不要なため、特に指示されないケースもあります。
とはいえ美容医療は、少なからず肌に負担がかかるものですので、施術後は普段より念入りにケアしておくのをおすすめします。

 

気になる50代の肌の悩みは美容医療で改善できる可能性がある

今回は、50代になると目立ち始める肌の悩みに対して、改善が期待できる美容医療を紹介しました。

 

50代を迎えると、加齢による肌のたるみやシワ、シミなどが気になり始めます。
こうした肌の悩みは、セルフケアのみで改善しようとすると、大変な苦労が伴うものです。
そのため、症状や目的に合わせた美容医療も取り入れたほうがよいでしょう。

 

本記事で紹介した内容を参考に、ご自身の理想に近づける可能性がある美容医療をお選びください。

 

 

 

ヒアルロン酸注入に関するよくある質問

Q腫れ、跡などのダウンタイムはどのくらいですか?

A.腫れはほとんど無いと思って頂いてよろしいかと思います。注入した際の針の跡の赤みが2,3日ありますが当日よりメイクでごまかせますのでご安心ください。

Q注入の時は痛みはありますか?

A.痛みの感じ方は個人差がありますが、チクッとした程度の軽い痛みを感じる場合があります。痛みを最小限に抑えるために、麻酔や施術に使用する注射針は細いものを使用しています。痛みに対して不安を感じる場合は事前にご相談ください。

Q入浴はできますか?

A.入浴は当日から可能ですが、腫れや内出血ができた場合は当日のみ入浴を避けシャワー浴にして下さい。

Q効果はどのくらい持続しますか?

A.部位にもよりますが、半年~1年ほどの効果を実感されている方が多いようです。

Q施術が受けられないケースはありますか?

A.以下のような方は施術をお断りすることがございます。

  • ・麻酔アレルギーがある方
  • ・妊娠、または妊娠している可能性のある方
  • 授乳されている方
  • ケロイド体質の方
  • 肥厚性瘢痕になりやすい方
  • 肝障害、腎障害、心臓疾患の方

 

 

藤井クリニックでは無料カウンセリングで、それぞれのお悩みに合った施術を提案いたします。
お気軽にご相談ください。

 

 

①治療方法

ヒアルロン酸を皮膚に注入することで、体内に元から存在する自己のヒアルロン酸と融合して皮膚にふくらみを持たせ、しわを隆起させます。

②副作用リスク

  • 皮下出血
  • 内出血
  • 腫れ
  • 感染
  • 疼痛の持続
  • かゆみ
  • 硬結(しこり)

③連絡先

藤井クリニック
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目1−22
野村不動産西梅田ビル 8F
TEL: 06-6347-9600

④費用

本治療は保険適用のない自由診療となります。
61,600円(税込)
※診断により変動する可能性があります。 (大阪梅田・神戸でヒアルロン酸注入なら藤井クリニック)

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