公開日: 2023年10月17日

更新日: 2025年03月31日

水光注射のダウンタイムがひどいって本当!?早く治す方法について医師が解説

目次

水光注射とは、ヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分などを配合した薬剤を注入する美容施術のことです。
肌にダイレクトに注入するので、内側からみずみずしく、潤いやハリがある肌に改善できることで注目を集めています。
一方で、美容施術ということで、ダウンタイムを心配される方もいるのではないでしょうか。 「水光注射はダウンタイムがひどい」「施術中に出血した」といった口コミを見かけますが、的確な施術を受けて正しいアフターケアを行えば、ダウンタイムも恐れる必要はありません。
本記事では、水光注射で期待できる効果やダウンタイムの期間、症状、そしてダウンタイムの具体的なケア方法について、医師目線で解説します。ダウンタイムが不安で施術に踏み出せないでいる方は、ぜひ参考にしてください。

水光注射とは

水光注射とは、皮膚の浅い部分にある真皮に対して、美肌成分を配合した薬剤を注入する施術です。ヒアルロン酸やアミノ酸などの薬剤を皮膚に直接注入すると、みずみずしく、光り輝くような肌になることから水光注射と呼ばれます。韓国で盛んに行われており、日本でも徐々に人気が出てきている施術の1つです。細い針が数針ついたスタンプ型の機械を使い、薬剤を注入していきます。
注入する薬剤は、肌の状態に合わせて注入量やタイミングを細かく設定できます。クリニックによって異なるので、事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。

施術方法

水光注射は極細の針を使って肌に美容成分を注入する治療法で、内側から潤いとツヤのある肌をつくる人気の治療です。 薬剤は症状に合わせてカスタマイズも可能です。施術時間は麻酔を含めて60分程度で、1回の治療でも肌質の変化を実感できます。
さらに3~4回の施術で効果が持続します。 メイクは施術の翌日から可能なので、日常生活への影響も最小限です。

当院で採用している水光注射の特徴

藤井クリニックでは、韓国で人気の「ニューラジェットプラス」を採用しています。「ニューラジェットプラス」は従来の機器に比べて細かく針の注入の深さを設定できるのが特徴。施術前に20~30分かけて麻酔クリームを浸透させることで、施術中の痛みを軽減しています。
さらに注射スピードや吸引圧、注入量を細かく調整することで、正確かつ安全な施術を実現しています。 水光注射で使用する代表的な薬剤は、おもにヒアルロン酸です。水光注射は従来の注入方法と異なり、さらに柔らかい「ソフトヒアルロン酸」を顔全体に均一に補充します。 皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っており、真皮にはヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどが自然に存在します。これらの成分は潤いやハリ、ツヤ、弾力を保つ重要な役割を果たしていますが、中でもヒアルロン酸は1グラムで約6リットルもの水分を保持できる驚異的な保水力を有しているため、若々しい肌作りに欠かせません。 ヒアルロン酸は20代をピークにその量は減少します。
真皮のヒアルロン酸が減少すると、肌の乾燥や小じわなど老けた印象を招く原因になるため、内側からのケアが必要です。水光注射はヒアルロン酸を注入することで肌本来の美しさを引き出し、全体に均一な保湿効果をもたらします。
その結果、内側から輝く潤いのある肌へと導いてくれるのです。 水光注射の施術ポイントは、1回約30分という短時間で完了する点です。そのため、忙しく時間がとりにくい方にもおすすめ。施術は、月1回のペースで行います。3~5回以上の繰り返し行うことで、より効果が持続しやすくなるでしょう。 また施術の際には、先述した麻酔クリームを使用するため施術中の痛みはほとんど感じません。施術翌日から通常通りメイクをすることも可能です。
なお、水光注射では極細の針を用いるため、施術後は針穴部分に一時的な赤みや内出血、凹凸が生じる場合があります。これらは通常1週間程度で自然に改善するでしょう。しかし、ごくまれにアレルギー反応として赤みや腫れが現れることもあります。施術中に強い痛みを感じ、数週間経っても赤みや内出血などの症状が残る場合は、すみやかにご相談ください。

水光注射で期待できる効果

水光注射で得られる効果としては、以下の通りです。

【効果】

  • 肌に直接薬剤を注入することで潤いが補給できる
  • 全体的にハリや弾力が出る
  • 毛穴の引き締め、くすみの解消、肌質の改善ができる
  • 注射による傷を治そうとする修復作用によって、コラーゲン生成を促進し、肌を改善できる
施術するクリニックによって、注入する薬剤や機器に違いがあるため、得られる効果も少しずつ異なります。希望の薬剤があるかどうか、必ず確認してから施術を受けましょう。 注入する薬剤別に分けて、効果を詳しく解説します。

ヒアルロン酸

多くの水光注射で使用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は、非常に高い保水力を持っており、肌に潤いを与え、弾力のある肌を作り出します。また、肌の保水力が向上するため、保湿効果もあります。施術後は、もっちりと柔らかく、ハリツヤのある肌に導きます。

ボトックス

毛穴改善やニキビ改善にも有効なのがボトックスです。ボトックス注射が有名で、えら張りの改善にも効果的な薬剤です。 ボトックス注射は筋肉への働きかけですが、水光注射は皮膚内に注入し、皮膚の表面繊維へ直接アプローチします。
その結果として、毛穴の引き締めや、過剰な皮脂分泌によるニキビを改善も期待できます。毛穴やニキビなどで悩んでいる方には特におすすめの薬剤です。

成長因子

成長因子は、肌の新陳代謝を促進し、肌の細胞を作り出す物質のことを指します。細胞の活性化には欠かせない成分です。 年齢による肌の衰えやたるみなどに特に効果的な成分で、加齢による肌トラブルで悩んでいる方におすすめの薬剤になります。
成長因子にはいくつか種類がありますので、クリニックに一度確認してみると良いでしょう。

ビタミンC

美白効果としてよく知られているビタミンCも水光注射で注入できる薬剤です。ビタミンCはニキビ跡や赤みの改善、しみの改善にも効果があります。抗酸化作用もあるので、ニキビの予防や改善にも効果が期待できるでしょう。
ニキビ跡が気になっている方や、しみで悩んでいる方、またニキビができやすい方などにもおすすめです。でしょう。

PRP

成長因子の1つであるPRPは、小じわ改善や肌の保水力の向上が期待できます。加齢による肌の衰えなどを感じている方には特におすすめの成分です。施術後は、弾力も保水力も向上するため、肌が一段と若返るのを実感できるでしょう。

リジュラン

リジュランには、ポリヌクレオチドという成分が含まれており、抗酸化物質を含んでいるので、自身の成長因子の活性化を促進します。肌のハリを取り戻し、もちもちの肌を作り出してくれるでしょう。 ニキビ跡の改善や皮脂分泌の制御も行うので、肌トラブルを防止する効果があります。
加齢による肌トラブルで悩んでいる方、ニキビ跡やニキビ予防をしたい方などには特におすすめの薬剤です。

効果を実感できるのは施術4~5日後

水光注射の美肌効果は、施術後4~5日ほど経過すると実感しやすくなります。施術直後は細かな赤みや腫れなどダウンタイム症状が現れる場合がありますが、これらの症状が落ち着くにつれて内側から潤いとハリが満ちた肌へと変化していきます。
個人差はありますが、ほとんどの方が施術後1週間以内に最終的な効果を確認できるため、ダウンタイムに不安がある方も安心して施術を受けられるでしょう。

効果を実感できるピークは施術後1週間~2週間程度

効果をもっとも実感できる期間は、施術後約1週間から2週間です。内側から潤いやハリが補給され、肌本来の輝きが現れるでしょう。初回は施術後1~2週間でピークを迎えたのち、徐々に薄れていく傾向にあります。

一人ひとりに合わせた治療ができるのも水光注射のメリット

潤いのある肌を目指せる水光注射は、ヒアルロン酸に、他の美容薬剤を混ぜて注入できるのが特徴です。美肌効果がより高まり、肌の悩み解決に役立ちます。 注入できる薬剤には、プラセンタやビタミンC、ビタミンB群、トラネキサム酸、ボツリヌスなどがあります。ニキビや毛穴トラブル、シミ、くすみなどへの改善作用があり、薬剤によって効果が異なります。
一人ひとりに合わせた治療ができるのも水光注射のメリットです。
また、針の長さや注入量を調節することもできます。

水光注射の針跡は3日間程度残る

水光注射は注入する美肌成分による効果はもちろん、針によるダメージを皮膚が修復しようとする力によって、肌の自然治癒力を活性化し、さらに高い美肌効果を得られる治療方法です。 比較的すぐに効果を得られる治療法ですが、肌に刺激を与えるので多少針の跡や赤みなどのダウンタイム期間があります。
水光注射による針跡が残るのは、長くても施術後3日間程度です。
基本的には、赤みや腫れは施術当日中に引き、注射針の跡だけ数日間ところどころ残りますが、翌日からメイクでカバーできる程度のためそれほど気にする必要はないでしょう。

水光注射のダウンタイムの期間

水光注射は、その名の通り針を使った施術なのでダウンタイムが生じます。「水光注射のダウンタイムはひどい」との噂を耳にすることもあるでしょう。

しかし実際のところ、現在の日本における水光注射は、ほとんど軽度で済むケースが多いです。

当院では、先進的な専用機器「ニューラジェットプラス」を使用して正確かつ均一に注射する方法を採用しており、施術深度も一定に抑えられるので痛みが軽減され、ダウンタイムも極力抑えられています。 ここでは、ダウンタイムの期間やその対処法について詳しくご紹介していきます。

水光注射のダウンタイムはひどいって本当?

「水光注射のダウンタイムはひどい」との噂を耳にすることもあるでしょう。

しかし実際のところ、現在の日本における水光注射は、ほとんど軽度で済むケースが多いです。

海外で施術を受ける場合はダウンタイムがひどくなることも

韓国をはじめとする諸外国では、痛みより効果を優先し、より深い層に薬剤を注入する施術が多く行われています。

そのため、施術直後は出血や腫れが目立ち、辛いダウンタイムを伴う場合もあります。 こうした海外での施術の様子が、SNSで拡散され「水光注射のダウンタイムはひどい」と言われる原因になっている可能性があります。

ただし、日本では、効果だけでなく肌への負担も考慮した治療法が一般的であるため、海外の事例が当てはまるケースはほとんどありません。

日数別の症状の目安

施術直後(当日)

水光注射は皮膚を吸収しながら針を刺すため、施術箇所に赤みや腫れ、点状出血などが生じる場合があります。

メイクや入浴、飲酒や過度な運動は控えるようにしてください。

また、注射深度によって症状の生じ方も変わるので、痛みを抑えたい場合は少し浅めに施術してもらうなど、クリニックに相談してみると良いでしょう。

翌日

施術箇所が赤く腫れたり、ヒリヒリしたりする可能性があります。

冷やすなどして、少しでも軽減するようなケアを行うようにしましょう。

翌日~3日程度

ダウンタイムの症状は少しずつおさまってきます。

しかし、針穴のボツボツしたような感じや、肌荒れのような感覚があるかもしれません。

症状が治まる際に、かゆみを伴う場合もあります。あまり触らず、どうしてもかゆい場合は冷やすなどをして対処するようにしてください。

2週間程度

内出血が起きる可能性があります。

特に皮膚の薄い目の周りなどは内出血が出やすい箇所なので、ご注意下さい。

治ってきた場合も、施術後1か月程度はいつも以上に念入りな保湿を心がけるようにしましょう。

また、この時期になってもダウンタイムの症状がおさまらない場合は、すぐにクリニックに相談するようにしてください。

ダウンタイムの過ごし方とケア方法

水光注射施術後の肌はダメージを受けやすいため、紫外線や乾燥には十分な対策が必要です。紫外線対策や保湿を怠ると、ダウンタイムが長引くだけでなく色素沈着などのリスクも高まります。 施術当日はメイクができませんが、翌日以降は日焼け止めを使用したうえで帽子や日傘などを活用し、紫外線を極力避けることが大切。日焼け止めは肌への負担が少ないものを選ぶと良いでしょう。敏感肌用や低刺激タイプを使用すると安心です。

また、ダウンタイム中のメイクも可能ですが、なるべく肌に優しい化粧品を選ぶのも重要です。メイクを落とす際は肌への負担が少ないクレンジングを使い、肌への摩擦を抑えてぬるま湯で優しく洗い流すようにしましょう。洗顔後はしっかりと保湿し、肌の回復をサポートすることが美しい仕上がりへの近道です。

ここでは、ダウンタイムが少しでも早くおさまるように、施術後の過ごし方やケア方法についてご紹介します。

施術した箇所をあまりさわらない

施術箇所はあまり触れないようにしてください。 針で刺した後なので、いわば肌が傷を負っている状態です。そこを汚れた手などで触れてしまうと、ダウンタイムが長引くだけではなく、最悪の場合は感染症を引き起こす可能性もあります。

基本的には触れないように十分注意しましょう。 メイクや洗顔なども施術の翌日から可能ですが、あまり施術箇所には触れないようにし、触れる場合もできる限り優しくさわるように心がけましょう。

施術箇所を冷やす

赤みなどが出た場合は、施術箇所を冷やすのも効果的です。かゆみなどが出てきた場合も、できる限り触らず、保冷剤や氷などをタオルでくるみ、患部を冷やすようにしましょう。あまりに症状がおさまらない場合は、すぐにクリニックに相談するようにしてください。

過度な運動や飲酒は控える

施術後2日以内は、過度な運動や大量の飲酒、長時間の入浴、エステなどは控えるようにしましょう。 翌日から普段通りの生活が可能ですが、血行が促進されるような行為は、ダウンタイムを長引かせてしまう可能性があります。

保湿を心がける

施術後の肌は、いつも以上にダメージを受けやすい状態になっています。紫外線対策や保湿は欠かさず行いましょう。保湿や紫外線対策を怠ってしまうと、ダウンタイムが長引く上に、色素沈着などを招く場合もあります。 いつも以上に念入りな保湿や紫外線対策で、肌がさらなるダメージを受けないように気を付けましょう。

紫外線対策を徹底する

水光注射施術後の肌はダメージを受けやすいため、紫外線や乾燥には十分な対策が必要です。紫外線対策や保湿を怠ると、ダウンタイムが長引くだけでなく色素沈着などのリスクも高まります。

ダウンタイム中のメイクとスキンケア

施術当日はメイクができませんが、翌日以降は日焼け止めを使用したうえで帽子や日傘などを活用し、紫外線を極力避けることが大切。

日焼け止めは肌への負担が少ないものを選ぶと良いでしょう。敏感肌用や低刺激タイプを使用すると安心です。

メイクは可能?ダウンタイム中の化粧品選び

ダウンタイム中のメイクも可能ですが、なるべく肌に優しい化粧品を選ぶのも重要です。メイクを落とす際は肌への負担が少ないクレンジングを使い、肌への摩擦を抑えてぬるま湯で優しく洗い流すようにしましょう。
洗顔後はしっかりと保湿し、肌の回復をサポートすることが美しい仕上がりへの近道です。

メイクアップのコツと肌への影響

水光注射は施術の翌日からメイクが可能です。ただし、かさぶたや肌荒れなどの症状が残っている場合は、できるだけ触らずに過ごすことをおすすめします。 どうしてもメイクが必要な場合はできるだけ擦らず、肌に刺激の少ないものを選びましょう。赤みや腫れが気になるときには、カバー力のあるファンデーションを使うとよいでしょう。 また、内出血が気になるときには、コンシーラーを使うのもおすすめです。 洗顔や化粧水は施術当日も可能ですが、肌に刺激を与えすぎないように優しく丁寧に行いましょう。

メイクアップ除去の正しい手順

ダウンタイム中のメイクの除去は擦らずに、優しく、汚れが残らないように行うことが重要です。肌を擦ると炎症が長引き、色素沈着が起こる可能性があります。 クレンジングは拭き取りタイプを避け、オイルタイプやミルクタイプを使い、優しくなじませて落としましょう。洗顔の際も擦らず、たっぷりの泡で肌を抑えるように洗うことを心がけましょう。
皮脂でもへたらない濃密な泡を作ることがポイントです。
タオルで拭き取る際は、できるだけパイルがへたっていない柔らかいタオルで抑えるように拭きましょう。

水光注射後の肌の変化とは

水光注射後は乾燥肌が改善され、小じわや毛穴の開きも改善されます。肌に直接美容成分が届くことで保湿力が高まり、ハリや弾力が向上します。

また、くすみが改善され、透明感のある若々しい肌になります。 肌のキメが整うことでメイクのノリが良くなり、忙しい朝の時間も短縮できるため、日々の生活がより快適になります。水光注射は、より美しく健康的な肌を目指す方に最適な施術です。

水光注射のダウンタイム〜期間中の症状の種類〜

先ほども記載しましたが、ダウンタイムの症状にもさまざまなものがあります。ここでは、ケア方法も含め、症状別に詳しく確認していきましょう。

赤み、腫れ、痛み

水光注射の施術方法は、痛みを軽減するために、皮膚を吸引しながら針を刺します。その結果、施術箇所が赤くなったり、腫れたりしてしまうことがあります。
しかし、これらの症状は5日程度でおさまることがほとんどです。 ケア方法としては、冷やすのがおすすめです。施術した箇所が赤くなっていたり、腫れたりしていると気になりますが、できる限り触らないようにしてください。 どうしても痛みなどが気になる場合には、清潔な布などで包んだ保冷剤でしっかりと冷やすようにしましょう。冷やすことで、症状が落ち着くことが多いです。

内出血

施術の際に、針が血管を傷つけてしまうことで、内出血が起きてしまう場合があります。特に皮膚の薄い目の周りや首周りなどに出やすい傾向にあります。 ケア方法としては、念入りな保湿をしましょう。多くの場合は、メイクなどでカバーすることが可能です。
長くても10日程度でおさまりますので、あまり触らず気にしないように過ごしてください。

注射跡

水光注射は注射での施術なので、針穴の跡がどうしても残ってしまいます。基本的には2、3日でおさまりますが、気になる場合はメイクなどで隠すようにしましょう。 ケア方法としては、他の症状と同様に、あまり触らないことと保湿を心がけるようにしてください。
また、水光注射の効果をより高めたい場合は、イオン導入や美容点滴との併用をおすすめしています。イオン導入は、皮膚に微弱な電流を流すことで、水溶性の美容成分を肌の奥深くまで浸透させる施術です。 当院では、高浸透型ビタミンC誘導体イオン導入を採用しています。高浸透型ビタミンC誘導体は皮膚浸透性が高く、皮膚深部までビタミンCを効率よく供給するため、アンチエイジング効果や美白効果、毛穴の引き締め効果などが期待できます。
また、水光注射の施術前には麻酔クリームを塗布します。そのため約20~30分待機時間がありますが、この待ち時間を活用して美容点滴を受けるのもおすすめ。美容点滴で有効成分を血管内に直接届けることで、体の内側から美肌をサポートし、水光注射の効果をさらに引き出せるでしょう。

水光注射の効果を上げる!併せて行いたい美容施術

水光注射は、化粧品でも馴染みのあるヒアルロン酸を主成分とする薬剤を、肌の表皮から真皮に注入する美容医療です。 一方、レーザーは肌の深い部分に高い熱エネルギーを照射して、たるんだ皮膚を引き締めたり、肌にハリとうるおいを取り戻したりする美容医療です。 つまり、水光注射とレーザーを同時に受けることで、肌の浅い部分と深い部分にまでトータル的なアプローチができます。
ここでは、水光注射と組み合わせるのにおすすめのレーザーを3つご紹介します。

ウルセラ

ウルセラは、切らずにたるみをリフトアップする施術です。HIFU(高密度焦点式超音波)という超音波の熱エネルギーを使用して施術を行います。 皮膚を支える土台であるSMAS筋膜という表在性筋膜に熱エネルギーを点状に集中させ、ターゲットに小さな熱損傷を与えてコラーゲンの再生を促進することにより、たるみを引き上げます。

サーマクールFLX

サーマクールFLXは、高周波(RF波)でたるみを改善する、切らないたるみ治療器です。従来のサーマクールと比べて熱ボリュームが1.3倍にアップしたため、高出力での施術が可能となりました。 ただ、サーマクールは痛みが強く、以前は施術を受けるかどうかためらう方も多くいました。
しかし最近のFLXでは、バイブレーターや冷却システムが改良され、痛みも軽減されているので、安心して施術を受けられるようになっています。

レーザーフェイシャル

レーザーフェイシャルは、アレキサンドライトレーザーを使用した美肌治療です。出力が弱いため、痛みやダウンタイムが少ない施術を希望する方に向いています。 レーザーフェイシャルは色素沈着による症状を改善するだけでなく、コラーゲンの産生を促進し美肌へと導く施術です。

水光注射の効果を長持ちさせる秘訣

水光注射の効果を長持ちさせるコツは、以下のとおりです。

【長持ちさせるコツ】

  • 定期的に施術を受ける
  • 適切な期間で施術を受ける
  • 保湿ケアを丁寧に行う
  • ダウンタイム中は肌に刺激を与えない
これらのポイントを実践することで、水光注射の効果をより長く維持できます。

施術後は丁寧な肌ケアを

水光注射を受けた後の肌は、通常より敏感で、外部からの刺激を受けやすい状態になっています。美肌効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐためにも、施術後のスキンケアは慎重に行うことが大切です。
特に以下のポイントに注意し、肌を優しくいたわりましょう。

【ポイント】

  • 施術後は肌が刺激やダメージの影響を受けやすい状態にあります
  • 刺激の強い化粧品の使用は控える
  • 洗顔やスキンケア、メイクは、丁寧に優しく行う

効果を最大化するライフスタイルの工夫

水光注射の効果を最大化するためには、体の内側からのケアも重要です。 肌の老化の原因のひとつ「活性酸素」を作らせない生活習慣が大事になります。

睡眠不足や偏った食事、ストレスなどは活性酸素を作りやすくしてしまうため、リラックスできる時間を作り、睡眠前の2時間はテレビやスマホなどのブルーライトを避けることが大事です。
食事は抗酸化作用のあるビタミンE・C・B2・βカロチンなどを意識して摂るようにしましょう。トマトやにんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。

リピート施術のタイミング

水光注射は1回の施術でも肌の変化を感じることができますが、より効果を持続させたい場合は繰り返し施術を受けることをおすすめします。 最初の4~5回ほどは2~3週間に1回のペースで、肌質が改善してきたら1〜2ヶ月に1回のペースで施術を受けると良いでしょう。
水光肌をさらに持続させたい場合は、3ヶ月に1回程度の頻度でメンテナンスを行うことをおすすめします。

藤井クリニックの水光注射

ここでは、藤井クリニックの特徴も踏まえながら、クリニック選びのポイントについてご紹介します。

水光注射の施術実績が豊富

藤井クリニックでは、韓国からの招待で、水光注射について豊富な施術実績を持ち合わせております。
また、院長から技術指導や美容医療についての情報交換を定期的に行っていますので、クリニック全体の水光注射施術レベルを高める努力をしていると自負しております。 水光注射に限らず、より高い技術向上のため海外の美容先進国の先生からの技術指導や、情報交換を積極的に行っています。

カウンセリングをしっかりとしてくれる

水光注射では、患者様のお悩みに合わせて薬剤選びを行います。
そのため、事前のカウンセリングはとても重要です。「このような肌になりたい」「ここを改善したい」など可能な限り質問してみると良いでしょう。 藤井クリニックでは、豊富な施術実績から患者様に合った最適な施術方法をご提案します。技術力も高く、幅広いお悩みに対応可能です。
ダウンタイムの不安や施術の不安などがあれば、しっかりとカウンセリングの際に伝えて確認しましょう。

まとめ

藤井クリニックでは、常に海外の美容先進国の先生からの技術指導や、情報交換を積極的に行っています。アフターケアはもちろん、水光注射以外にも最適な施術があれば対応可能ですので、ぜひ一度ご相談下さい。水光注射は、ダウンタイムも軽度で比較的気軽に受けられる施術です。しかし、ダウンタイムは生じますので、本記事を参考にして、施術を行うかどうか判断してください。水光注射にご興味がある方や、肌トラブルで悩んでいる方は一度ぜひご相談下さい。

ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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