公開日: 2025年03月04日

更新日: 2025年03月07日

ヒアルロン酸注入で失敗しないために!施術前に知っておきたいこと

 

しわ取りや豊胸など、気になる部位へのボリュームアップで人気のある「ヒアルロン酸注入」。 美容施術の中でも有名な施術ですが、「思い通りにならなかった」「前よりきれいに見えない」といった失敗談を聞くこともあります。

「ヒアルロン酸注入にはどんな失敗があるのか?」「失敗しないためにはどんな点に気を付ければいいのか?」などと不安を感じている方も多いかもしれません。

本記事では、ヒアルロン酸注入を受ける前に知っておきたいことを詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

ヒアルロン酸注入でよくある失敗

ヒアルロン酸注入の失敗にはどのようなものがあるのでしょうか?
不自然な仕上がりや形くずれ、アレルギー反応など、例をあげて説明します。

不自然な仕上がり

ヒアルロン酸注入は、ほうれい線や涙袋、鼻、顎、額など、注入した部位をボリュームアップする施術です。気になる部位にだけヒアルロン酸を注入しすぎてしまうと、そこだけ妙に大きくなってしまい、他のパーツとのバランスが崩れて、不自然な仕上がりとなってしまいます。

他にも、皮膚の浅い部分に注入したヒアルロン酸が、光の反射によって周辺の皮膚と色味が違って見えるという例もあります。

のちの形くずれ

ヒアルロン酸は、時間が経つと位置が変わったり、体内へゆっくりと吸収されたりします。注入部位の形もだんだんと変わっていき、元の状態とも少し違う形になります。これが形くずれです。

また、注入した部位や深さによっては、皮膚が凸凹になったり、完全に吸収されずに「しこり」になって残ったりしてしまう場合もあります。多くの場合は時間が経つと解消されます。

アレルギー反応

ヒアルロン酸はもともと体内にある成分であるため、基本的にアレルギー反応は起こりません。
しかし、人によっては局所麻酔をしてから施術を行うため、麻酔に含まれる成分がアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

もし、施術後に腫れや熱感がある場合は、できるだけ早く医師やクリニックへご相談ください。

ヒアルロン酸注入で患者が失敗と感じるパターン

ヒアルロン酸注入で患者が失敗と感じるパターン

ヒアルロン酸注入は、患者様の多様なお悩みに適している美容施術です。
しかし、患者様が「失敗した」と思う結果には、共通してあるパターンがあります。
どのようなものがあるか、詳しく見ていきましょう。

希望の形とのギャップ

「思っていたよりも印象が変わらない」「想像していたほどきれいになってない!」など、希望していた形と実際の施術後の形にギャップがあると、失敗したと感じる方が多いようです。

施術前のカウンセリングで、患者様が理想や希望を医師に伝えきれなかった、あるいは患者様が施術に対して大きな変化を期待しすぎてしまうと、施術に問題はなくても「うまくいかなかった」と感じてしまうパターンです。

不自然な仕上がり

不自然な仕上がりによって、施術前より見た目が悪くなってしまった場合、失敗と思うのも当然かもしれません。

先に説明しましたが、ヒアルロン酸を入れすぎた部分だけ大きくなってしまう、時間経過で見た目が変わる、注入した部位だけ周辺の皮膚と色味が違って見える、皮膚が凸凹になる、「しこり」が残ってしまうなど、明らかに不自然な見た目になっているパターンです。

費用対効果を感じない

高いコストをかけた割にあまり効果が実感できないと、失敗したと感じることがあります。ヒアルロン酸は約3か月でゆっくりと体内に吸収されるため、効果を持続させるためには継続的に施術を受けなくてはなりません。

また、美容施術は自由診療のため、一般の治療に比べて非常に高価です。そうした高いコストに対してあまり効果を得られてないと感じると、失敗したと思ってしまうようです。

ヒアルロン酸注入で失敗しないために

「希望の形とのギャップ」「不自然な仕上がり」「費用対効果を感じない」といった経験が、患者様に「失敗した」と思わせます。

こうした失敗をしないためにはどうすればいいのでしょうか?失敗の原因とともに対策を解説します。

医師の技術不足

ヒアルロン酸注入の「不自然な仕上がり」の原因は、「医師の技術不足」によるものです。
患者様によって、理想のイメージが違うだけでなく、施術したい体の部位や皮膚の厚さも異なります。医師は、患者様それぞれにあわせた施術を行わなくてはなりません。

希望に適したヒアルロン酸の選択や、注射を打つ深さ、適正な量の見極めなど、医師には非常に細やかな技術が求められます。こうした医師の技術が足りていないと、不自然な仕上がりになる可能性が非常に高くなります。

クリニックを選ぶ際に、たしかな実績があるか、認可のある薬を使っているかなど確認することも大切です。特に、口コミの中でもカウンセリングの評判がいいクリニックは、信頼性が高いと思ってよいでしょう。

患者へのヒアリング不足、希望とのズレ

「希望の形とのギャップ」「費用対効果を感じない」といった原因は、「患者へのヒアリング不足」による希望とのズレによるものです。

カウンセリング時に、医師があまり真剣に話を聞いてくれない、不安や心配を聞き流された場合は、他のクリニックを考えた方がよいでしょう。

ヒアルロン酸注入は、医師の高い技術が求められる施術です。要望を聞いてもらう段階で不安が増すようであれば、もう一度調べなおしてみる方が安心できます。

一方で、患者様の中には「ここをもっと大きくしたらもっと美しくなるはず」という強い思い込みや、「これだけ費用をかけたのだから、もっときれいにならなくちゃおかしい」といった見返りを求める方もいらっしゃいます。

しかし、希望の部位だけ大きくしても、他の部位とのバランスが崩れてしまい、不自然な仕上がりとなります。技術のある医師であれば、長年の経験や施術後のリスクも踏まえて考えるため、患者様の要望すべてを叶えることはできない場合もあります。どこまで患者様の希望を実現できるのか、納得できるまで医師とよく話し合いましょう。

カウンセリング時に、費用対効果についても相談するとより安心できます。コストと施術の効果は見合うのか、継続的に施術を受けても支払いを続けられるのか、ご自身の状況と照らしあわせてしっかり検討してみましょう。

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ヒアルロン酸注入

施術前 施術後
施術前 施術後
施術名 ヒアルロン酸注入
施術の説明 顔の気になる箇所に注射でヒアルロン酸を注入します。
施術のリスク
(副作用)
ヒアルロン酸注入にはリスク・副作用として施術後に下記の様な症状が出る場合があります。
・内出血する場合がある
・腫れや膨らみが出る場合がある
・痛みや違和感がある場合がある
・アレルギー反応が出る場合がある
施術の価格 ヒアルロン酸 61,600円〜220,000円 / ボトックス 46,000円 (税込)

 

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まとめ

不自然な仕上がりや形崩れ、アレルギー反応など、失敗例を多くあげてきましたが、最終的に患者様に、「せっかく施術を受けたのに思い通りの仕上がりにならなかった」と思わせてしまったことが大きな原因です。

できるだけ患者様にイメージ通りの施術を受けていただくためには、次のことが非常に重要です。

  • カウンセリングで患者様のご希望やイメージを医師にしっかりと伝えること
  • 技術のある医師が在籍している信頼性の高いクリニックを選ぶこと

藤井クリニックでは、世界的に有名な製薬会社にも認定された高い技術を持つ医師が、患者様のご要望をしっかりとお伺いして、施術を行っています。ホームページには、施術で使用するヒアルロン酸の詳細な情報や、症例の写真も掲載しています。ぜひ、施術後のイメージや信頼できるかどうかの参考にしてください。

まずはカウンセリングで、患者様のお悩みやご希望をお聞かせください。どう施術すればいいのか一緒に考え、提案させていただきます。

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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