公開日: 2022年06月21日
更新日: 2024年05月23日
話題のスレッドリフトの効果とは?
目次
スレッドリフトは、医療用の糸を皮膚の下に挿入し、たるみをリフトアップする治療方法です。美容大国韓国において認可され、フェイスリフトのような外科的な手術をすることなく高い効果が期待できるため、現在日本でも幅広い世代から人気を集めています。
本記事では、スレッドリフトが気になっている方に向けて、スレッドリフトのしくみや具体的な効果、最新のスレッドリフトの手法について解説します。
スレッドリフトとは
スレッドリフトは糸リフトとも呼ばれ、皮膚の下にあるSMAS層という線維質の膜にトゲのついた糸を挿入し、内側から皮膚を持ち上げ、たるみを改善する治療方法です。
フェイスラインをはじめマリオネットラインやほうれい線への改善効果も得られ、顔全体が引き締まることで小顔効果も実感できます。挿入した糸に反応し皮下組織でコラーゲンが生成されるため、肌のハリ感アップも期待できます。
以下にスレッドリフトの主な特徴を4つにまとめました。
【特徴①】使用する糸は安全性の高い医療用の素材
施術で使用する糸は「溶ける糸(吸収性)」と「溶けない糸(非吸収性)」の2種類に分かれます。溶けない糸では感染症などの副作用が発生しやすいため、最近では溶ける糸が主流になっています。溶ける糸は心臓手術などでも使用されているものと同じ素材。1年~2年程かけて体内に吸収されるため安全です。
【特徴②】施術直後からリフトアップ効果を実感できる
スレッドリフトは、たるみを直接引き上げるため、従来の治療に比べすぐに効果が得られます。皮下組織に糸を挿入することで物理的に脂肪を引き上げるため、施術直後からリフトアップ効果を実感できます。
【特徴③】ダウンタイムが少ない
フェザーリフトなどのたるみ治療と比較してダウンタイムが少ないのも、スレッドリフトの特徴といえるでしょう。施術中は痛みを和らげるため、糸の挿入部に局所麻酔を使用します。治療したすぐあとは、皮膚に針を挿入したときに生じる点状の跡がいくつか残りますが1週間ほどで消えます。また、傷跡はこめかみ付近なので、髪の毛で隠すことが可能です。
【特徴④】メリットが多く、幅広い悩みに対応できる
外科的な手術をすることなく誰でも改善効果が得られるスレッドリフト。フェイスラインのたるみだけでなくお顔まわりの様々な悩みに対応しています。
特に以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。
<スレッドリフトはこのような方におすすめ!>
・フェイスラインのたるみをすっきりさせたい方
・小顔になりたい方
・二重顎をなくしたい方
・口元のたるみ(マリオネットライン)が気になる方
・ほうれい線が目立つようになってきた方
・1回の治療で長期間の効果を実感したい方
・ダウンタイムの時間がとれない方
・体にメスを入れたくない方
スレッドリフトで得られる効果①フェイスライン
スレッドリフトを受けることで、フェイスラインにどのような効果が得られるのでしょうか?
ほうれい線などのたるみや二重顎などは、筋肉の緊張が徐々に衰え、脂肪が重力に負けて下に落ちることで起こります。スレッドリフトはトゲのついた細い糸を皮下に挿入し、土台からたるみを持ち上げます。加齢によって下に落ちてくる脂肪を元々の位置に調整するため、若々しくすっきりとしたフェイスラインを実現できます。
ヒアルロン酸注入など効果に個人差が出やすいものと比較して、スレッドリフトは誰でも効果を実感しやすく、自然に見えることも人気の理由の一つです。
スレッドリフトで得られる効果②リフティング効果の持続
施術後リフトアップの効果がどのくらい持続するのか気になる方も多いと思います。
スレッドリフトは糸で引き上げる方法のため、施術後はすぐにリフトアップの効果が得られます。スレッドの周りに生成されるコラーゲンが皮下組織を支えることで、スレッドが体内に吸収された後も効果が持続します。スレッドリフトの効果は糸の材質によって異なりますが、1~2年程度は効果が持続します。
スレッドリフトで得られる効果③コラーゲン増生
糸が挿入されたことによる刺激で皮膚内の細胞が活性化され、糸の周囲にコラーゲンやエラスチンを効率よく作り出すことで、糸の周囲を支えます。コラーゲンの効果によりリフトアップと同時に肌にハリをアップすることも可能です。
糸が溶けてなくなった後もコラーゲンは残りますが、このコラーゲンも老化現象により時間がたつと減少してきます。スレッドリフトの施術を定期的に受けることで、たるみを改善するとともにコラーゲンを生成し、老化現象に対する予防効果が期待できます。
スレッドリフトの最新のリフト方法
スレッドリフトで使用する糸にはさまざまな種類があり、効果の大きさや持続期間も異なります。その中でも有名で高い効果が期待できる5つのリフト方法をご紹介します。
ショッピングリフト|美白、毛穴の引き締め効果が得られる
ショッピングリフトは、数十本の特殊な鍼を皮膚に挿入し、鍼の中に内蔵された髪の毛よりも更に細い糸を皮下組織に入れ込むことで、コラーゲンを生成させ肌にハリを与える治療方法です。鍼を挿入するだけでなくツボを刺激しながら行うため、皮膚の代謝や血行を改善し、肌のトーンアップや毛穴の引き締め効果も期待できます。
ショッピングリフトで使用される糸はPDO(Polydioxanone)と呼ばれる素材で作られており、コラーゲンの増産に効果的であるといわれています。極細の吸収糸を使用するため傷が小さく違和感も少ないので、スレッドリフトの中でも特にダウンタイムが短くてすみます。買い物のように手軽に行えるためショッピングリフトと呼ばれています。
アンカーリフト|丈夫さも求める方におすすめ
アンカーリフトは矢の形状をしたトゲを有する、引き上げる力が強いスレッドです。PDOを素材としていますが、特殊な手法により熱処理をせず製造しているため、熱によるダメージを受けず丈夫な点が特徴です。
矢の形をしたトゲが、通常のスレッドでは1cmに3~5個程度ついているのに対し、アンカーリフトは12個と、2倍以上ついています。そのため引っ張る力が高く丈夫なので糸が途中で切れる心配もありません。リフトアップ効果と同時に丈夫さも求める方におすすめです。
テスリフトソフト|小顔効果も期待できる方法
テスリフトは、「第三世代のスレッド」として注目されている新しいスレッドです。とげのついた糸の周りを網目状の3Dメッシュ層で覆っている特殊な形状をしています。とげが皮下組織をしっかりと引き上げ、さらに糸の周りの3Dメッシュ層の中に皮下脂肪などが入り込むことで、リフトアップした状態を長期間キープできます。また、テスリフトの素材であるPDOは脂肪を委縮させる効果があるため、脂肪燃焼効果による小顔効果も期待できます。
テスリフトは韓国の厚生労働省にあたる「MFDS」の認可を取得しており安全性が高いことが証明されています。初めての方でも安心して受けられる手法としておすすめです。
バイニードル|顎下のたるみを改善したい方におすすめ
バイニードルは、トゲの付いた長い糸の両端に針が付いたスレッドを使用する施術方法です。
バイニードルを顎の中心から左右の耳元まで挿入します。そのため特に顎下のたるみを引き締め、スッキリとしたフェイスラインにすることが可能です。1本のスレッドでしっかりと引き上げるため、他の糸では難しい顎下のたるみにまで効果が期待できます。顎下のたるみを改善したいという方におすすめです。
シルエットリフト|スレッドリフトの中でも最新の手法
シルエットリフトは、より高いリフトアップ効果を追求した治療方法です。「バイオコーン」とよばれる円錐状の立体がついた糸を使用し、糸の中央を起点に逆Vの字に挿入して、たるみを引き上げます。バイオコーンは360方向に糸をひっかけることができるので、立体的で自然なリフトアップ効果が期待できます。
アメリカでFDA認可を取得、ヨーロッパにおいてはCEマーク取得している安全性の高い製品です。海外においては顔面麻痺の治療にも使用されています。
シルエットリフトは、下がってきたフェイスラインに、広範囲の引き上げ効果をもたらします。特にブルッドックフェイスと呼ばれる、たるみのせいで四角くなったフェイスラインに効果的です。18ヶ月以上かけて糸が体内に吸収され、その後もコーンの周りに生成されたコラーゲンによって肌のハリを持続させるため、2年近く効果が持続します。
まとめ
スレッドリフトの特徴や効果などをご紹介しました。スレッドリフトは、メスを使わずにリフトアップが改善できる治療法です。糸を皮膚の下に挿入する刺激によってコラーゲンが生成されるため、肌にハリと若々しさも得られます。「安全性が高い」「ダウンタイムが少ない」「即効性がある」などの理由から、幅広い年代から人気を集めています。
「リフトアップしたいけど外科手術には抵抗がある」
「自然な方法で、ハリや弾力のある肌になりたい」
「自分にあったスレッドリフトについて知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方はぜひ当医院にご相談ください!スレッドリフトは経験が少ないドクターが施術を行うと、内出血を起こしたり肌が突っ張り不自然になったりするなどのトラブルが起こりかねません。
当医院では、リフトアップ施術の経験が豊富なドクターが揃っており、100通りもある挿入法のうち、患者さまに合わせた最適な方法で、また最適な強さで引き上げるように挿入することにこだわっています。お得なキャンペーンもご用意しておりますので、フェイスラインにお悩みの方はぜひ当院のスレッドリフトをお試しください!