公開日: 2023年03月20日

更新日: 2024年05月23日

顔のたるみが悩み!?原因を知ってたるみを改善しよう!

顔のたるみが悩み!?原因を知ってたるみを改善しよう!

見た目の印象を大きく左右する、顔のたるみ。なんとかしたいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

たるみの原因といってもさまざまなので、原因に合わせた正しいケアを取り入れ、早めに対策する必要があります。

この記事では、顔のたるみの原因や改善のポイントについて詳しく説明します。

顔がたるんで見える理由

たるみは、皮膚表面を支える真皮層の老化が最大の原因です。加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少・衰え、顔の筋力の低下、むくみや脂肪の増加などが関係しています。ただし、原因は老化だけではないので、ほかの理由も含めて詳しく見ていきましょう。

コラーゲンやエラスチンの減少・衰え

肌の弾力やハリは、表皮の下の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどで支えられています。 しかし、加齢や乾燥、紫外線ダメージなどによって、コラーゲンやエラスチンを生成する力の衰えや量の減少、質の低下から水分を保持できなくなります。その結果、表皮を支えられなくなるので皮膚の弾力やハリが失われ、たるみが生じるのです。

顔の筋力の低下

身体の筋肉と同様に、表情筋は使わないと徐々に衰え、たるみの原因となります。表情筋は真皮の奥の方でつながっており、全部で40種類以上。しかし、実際に使っているのはわずか30%程度で、残り70%程度はほどんど使わない筋肉です。

表情筋は筋肉のなかでも鍛えることが難しく、意識して動かさないとすぐに衰え、たるんでしまいます。筋力低下を防止するために、日頃から意識して表情筋を鍛えるトレーニングを行いましょう。

むくみや脂肪の増加

塩分・水分のとり過ぎ、運動不足、睡眠不足などによって、血流やリンパの流れが滞り、老廃物や水分が留まった状態がむくみです。

放置すると脂肪がたまりやすくなり、真皮層の組織の機能低下を引き起こすため、たるみを促進させてしまいます。

また、体重の増加により、顔にも脂肪が蓄積されます。たるみは脂肪の多いところから始まります。急激に太ってしまったり新陳代謝が滞ったりすると、顔の皮下脂肪は増えた重みを支えられなくなるため、たるみを引き起こす可能性があります。

頬のたるみ

頬のたるみの原因は、主に表情筋の衰え、姿勢の悪さ、表情のクセなどがあります。

表情筋の衰え

表情筋が衰えると頬を同じ位置に保つことができません。頬のたるみは加齢によってはっきりと表れ、ほうれい線ができたり口角が下がったりします。不機嫌な印象や疲れた印象などと、顔の印象に大きな影響を与えてしまうでしょう。

姿勢の悪さ

スマホを見るときのうつむき加減や猫背など、姿勢の悪さも気を付けなくてはなりません。前かがみで首が下を向く、猫背で顔を前に突き出す、などの姿勢を長時間続けていると、頬が下に引っ張られてたるみが生じます。

また、姿勢が歪んでいると血流が悪くなるので、老廃物を溜め込みやすくなります。猫背やストレートネックにより顎を突き出した姿勢では、顔まわりに脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。

表情のクセ

頬は口周辺の筋肉の影響を受けやすい部分です。合わない入れ歯や歯列矯正、歯ぎしりや食いしばりなどで頬がたるむと、マリオネットラインが出やすくなります。歯に問題がある場合は、早めに治療しておくようにしましょう。

顎のたるみ

顎のたるみ

肥満であれば、顔に皮下脂肪がついて顎がたるみます。しかし、姿勢の悪さが一番の原因ではないかと言われています。他にも、食事の時にあまり噛まない、筋力低下などの原因があります。

姿勢の悪さ

普段の姿勢が悪いと血流が乱れるので、老廃物が溜まりやすいです。顔が下向きの状態が続くと、頬や顎周りに水分や老廃物が溜まりやすく、たるんでしまいます。

猫背や巻き肩のクセがついてしまうと、顎の下にたるみにつながります。前のめりになって首も前に傾くので、顎の下や首の前側がむくんでしまうため二重顎になりやすいです。一日中パソコンやスマホを扱うことが多い場合は特に気を付け、クセになる前に肩を回したり肩甲骨を動かしたりして予防しましょう。

食事の時にあまり噛まない

食事で噛む回数が少ないと、顎を動かす必要がなくなるので、顎の筋肉が衰えて二重顎になります。やわらかい食べ物ばかり食べていると、あまり噛まずに飲み込めるので噛む回数が減ってしまいます。硬いものを食べる機会や噛む回数を増やすように意識しましょう。

筋力低下

加齢による表情筋や首周りの筋力低下も二重顎に関係しています。表情筋が衰えると皮下脂肪が支えられなくなり、顔の下の方に落ちてきます。また、首周りの皮膚がハリや柔軟性を失うと筋力も衰えるため、二重顎になりやすいです。

たるみ改善のためにできるセルフケア

たるみを改善するためにできるセルフケアをご紹介します。

姿勢を正す

猫背やうつむいたりする姿勢は避け、日頃から正しい姿勢を意識しておく必要があります。特に顔の下半分は重力によって皮膚が下がりやすいです。猫背で顔が下向きになることや、スマホやタブレットで下を向いた姿勢などは、より皮膚が下に引っ張られて口角が下がる原因になるので気を付けましょう。

皮膚の老化と乾燥を防ぐ

皮膚の老化や乾燥の原因の1つに紫外線があります。紫外線は皮膚の奥まで到達し、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンを生成する線維芽細胞を傷付けてしまいます。また、紫外線によって発生した活性酸素は、コラーゲン繊維を硬くしてしまうので、皮膚の老化を早めてしまい、弾力やハリが失われます。

肌の弾力やハリは水分が十分にあれば保たれるので、日頃から紫外線対策を徹底的に行い、保湿重視のスキンケアを取り入れるようにしましょう。

表情筋を鍛える

表情筋の衰えは加齢だけではありません。日常的な表情のクセによって一部の顔の筋肉が緊張・弛緩し質が悪くなる、筋繊維がゆるむなどがたるみの原因になります。

表情筋は1つの大きな筋肉ではなく、小さな筋肉が集まっています。それぞれの筋肉をまんべんなく鍛えるためにも、顔全体に効果があるトレーニングに取り組むことが重要です。普段から無表情ではなく、表情豊かによく笑うことを心がけましょう。

脂肪の増加を防ぐ

皮下脂肪の増加は、たるみにつながります。食生活、睡眠、運動など生活習慣の見直しをすることが大切です。とはいえ、急激なダイエットではなく、日常的にダイエットの習慣をつけるようにしましょう。

たるみ改善に効果があるクリニックの施術

セルフケアだけではすぐに効果を得るのが難しい場合、クリニックでの施術をおすすめします。

HIFU(ハイフ)

特殊な超音波で、SMAS筋膜に熱エネルギーを発生させて凝縮、さらに真皮層のコラーゲンの生成を促してリフトアップさせます。ほうれい線や口元のたるみ、二重顎の解消におすすめです。

スレッドリフト(糸リフト)、フェイスリフト

時間が経つと体内で溶ける特殊な糸でたるみを引き上げます。より本格的なフェイスリフト手術は、緩んだ筋膜を取って縫い縮めます。

ヒアルロン酸注入、ボトックス

保湿効果があり、しわやほうれい線、たるんでぼんやりした輪郭をスッキリさせます。

まとめ

この記事では、顔のたるみの原因や改善方法などをご紹介しました。セルフケアだけで難しい場合は、ぜひクリニックの施術を検討してみてください。

藤井クリニックでは、顔のたるみに効果のある施術を多く行っています。しっかりしたカウンセリングを行い、医師やスタッフは、患者様に寄り添った丁寧な対応を心がけ、確かな技術をもって治療いたします。

初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにてご予約・ご相談を受け付けております。お悩みがありましたらぜひ、お気軽に当院へご相談ください。

ボトックス
 
ヒアルロン酸注入
 
スレッドリフト

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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