公開日: 2023年05月19日
更新日: 2024年11月21日
シミ取りにはレーザーがいい?注意点や効果について解説
目次
「自宅ケアを頑張ってるけど、なかなかシミが消えない、、」
「濃いシミもレーザーなら治療できる?」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
本記事では、シミ取りについて、シミ取りのメリット、シミの種類、シミの原因などを解説します。シミでお困りの方に、今あるシミを治すために必要な情報をお届けします。
シミ取り治療の注意点も解説しておりますので、ぜひご一読ください。
シミ取りのメリット
そもそもシミ取り治療にはどのようなメリットがあるのでしょうか。まずはシミ取りのメリットを解説します。
既にできてしまったシミを綺麗に除去できる
まずは既にできてしまっているシミを綺麗に除去できるというメリットです。
シミの自宅ケアでは、シミを予防するものが多く、既にできてしまったシミを除去するのは時間がかかったり、思ったような効果が得られないことも。
一方、クリニックでのシミ取り治療では、既にできてしまっているシミを除去するための施術を行うことができます。広範囲のシミや深いシミなど、厄介で目立つシミであってもシミ取りすることができるため、自宅ケアに限界を感じている方には非常におすすめです。
美白効果がある
また、シミ取りの施術によっては美白効果を実感できます。
シミ取り治療はシミの原因であるメラニン色素を破壊・除去することで、シミを取ります。メラニン色素が減ることで、肌のくすみも減り、ワントーン明るい肌になることができます。
シミだけでなく、肌の明るさにお悩みの方は、シミと美白両方に効果のある施術を選ぶと理想の肌に近づけるでしょう。
肌質改善効果がある
レーザーなどのシミ取り治療は、肌の奥深くにレーザーの熱を届け、肌の内側からコラーゲンを醸成したり、ピーリング効果で肌のターンオーバーを正常にするなど、肌質改善の効果も期待することができます。
シミ取り治療によって、肌質改善も行うことができれば、これ以上シミのできにくい健康的な肌になることができます。
シミの種類
続いてシミの種類を解説します。シミと一口に言っても様々な種類のシミが存在します。どんな種類のシミがあるのか、一つずつみていきましょう。
老人性色素斑(ろうはん)
シミの境界がはっきりとした、円形のシミ。目の下やこめかみなどによくできます。色調は茶色からこげ茶色。大きさはそばかす程度のものから500円玉程度の大きさになる事も。
肝斑(かんぱん)
目の下にもやもやとした境界の薄いシミが左右対称にできるのが特徴。主に30〜40代の女性に見られる種類のシミで、出産を契機に生じることが多いとされています。
ADM(後天性真皮メラノトーシス)
肝斑とよく似ていますが、ADMのシミはグレーがかっています。比較的新しい概念のシミです。多くのシミが表皮でメラニンが増えているのに対し、ADMはさらに奥の真皮でメラニンが増えてしまっている状態です。
そばかす
目の下から頬骨にかけて、鼻を中心に複数できる細かなシミ。遺伝の要素が大きく、子供の頃からある方が多い。
色素沈着
ニキビや傷などの炎症によってできてしまうシミ。色調は赤み〜茶褐色。時間経過でよくなることもある。
シミの原因
続いてシミの原因を解説します。クリニックでシミ取りの治療を受けても、シミを繰り返すようでは意味がありません。シミの原因を理解して、これ以上増やさない・大きくしないようにしましょう。
シミができてしまう原因としては以下の2つのことが考えられます。
最大の原因は紫外線ダメージ
紫外線ダメージがシミの最大の原因です。シミの素となるのはメラニンと呼ばれる色素です。メラニン自体は紫外線から皮膚を守るために生成される物質で決して悪い物質ではありません。また、メラニンは基本的には28日の肌のターンオーバーで剥がれ落ちます。
しかし、紫外線を浴び続けることで、肌にダメージが蓄積し、メラニンが過剰に生成されてしまいます。その結果、肌のターンオーバーでうまくメラニンを排泄できず、肌に残ることでシミができてしまうというメカニズムです。
ご存じの方も多いかも知れませんが、天候や季節によって紫外線の強さは変化しています。
紫外線の強さは夏が特に強く冬には弱まりますし、晴れの日が強く曇りや雨の日は弱まります。しかしながら、冬であっても曇りや雨の日であっても紫外線はゼロではありませんので、日焼け止めなどの紫外線ケアは欠かさず行うようにしましょう。
生活習慣の乱れによってシミができやすくなる
前述の通り、シミの素であるメラニンが肌のターンオーバーでしっかり排泄されれば、シミはできません。しかし生活習慣の乱れによって、肌のターンオーバーが乱されることもあります。
生活習慣の乱れはストレス、ホルモンバランスの乱れにつながり、正常な肌のターンオーバーのサイクルを乱し、シミのできやすい肌になってしまいます。小さなストレスが積み重なってシミができてしまう可能性もありますので、できるところから生活習慣の見直しをして、身体にストレスを与えないようにしましょう。
シミ取り治療の種類
続いてシミ取り治療の種類を解説します。シミ取り治療にはどのような種類があるのでしょうか。それぞれの治療の特徴を理解して、自分に合った治療を選びましょう。
レーザー治療
既にできてしまったシミにはレーザー治療が有効です。レーザーならシミの素となるメラニン色素を直接破壊できるため、術後すぐに効果を実感できます。範囲の広いシミや盛り上がりのあるシミにも有効で、クリニックのシミ除去の施術の中ではレーザー治療が主流となっています。
クリニックで受けられるシミのレーザー治療には以下のような種類があります。
レーザートーニング
レーザー治療の最新版で、複数種類のシミにアプローチできます。強力なレーザーを均一に当てる技術によって、ムラの少ない仕上がりになります。そのため広範囲の肝斑などのシミに非常に有効です。また、ひらいた毛穴にも効果を発揮し、ピンとハリのあるキメの整った肌になれる肌質改善効果も期待できます。
関連記事:レーザートーニングのメリット・デメリットを一挙解説!
CO2レーザー
炭酸ガスレーザーとも呼ばれ、水に反応する特長のあるレーザーです。皮膚には多くの水分が含まれているため、CO2レーザーを照射すると、その部位の細胞内の水分が反応して熱エネルギーが発生します。この熱エネルギーでメラニンを破壊し、シミを消すことができます。
ピコレーザー
レーザーの照射時間が「1兆分の1秒」と非常に短いことが特徴です。高エネルギーのレーザーを超短時間の照射時間で当てるため、肌に溜まったメラニンを破壊してシミを除去し、なおかつ痛みなどのダウンタイムがほとんどないというメリットがあります。
美白オーロラ
美白オーロラもシミ取りに有効な治療法です。美白オーロラとは光エネルギー(APL)と高周波エネルギー(RF)を用いて、顔の皮膚全体について治療を行う、美肌治療法です。
シミ取りはもちろん、たるみ、肌質の改善、さまざまな色素沈着などを改善するダメージの少ないメディカルスキンケアです。
一つのしみを消すというよりも、広範囲のシミ取りや皮膚の質感全体について若返り、総合的な治療効果を望まれる方には特にお勧めできる治療法です。
ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルは美容液と水を同時に利用したピーリングです。水の力を利用するため、肌への負担を抑えながら余分な皮脂や角質を取り除くことができます。ハイドラフェイシャルによって乱れた肌のターンオーバーを正常化し、シミのできにくい肌にする効果もあります。
術中はピリピリとした痛みを感じることもありますが、術後はすぐにメイクができるほどダウンタイムが少ないのもメリットの一つです。
ハイドラフェイシャルであればおよそ月1回の施術を続けることで、シミが徐々にきれいになっていきます。
シミ取り治療の注意点
最後にシミ取り治療の注意点を解説します。既にあるシミにもアプローチできるシミ取り治療ですが、いくつか注意点があります。「こんなはずじゃなかった、、」と後悔しないように以下の注意点をしっかり理解しておきましょう。
治療後は紫外線ケアをしっかり行う
レーザーなどのシミ取り治療を受けた後は、肌は弱った状態になります。その弱った状態で紫外線を浴びてしまうと返ってシミを増やす危険性もあります。
弱った肌を紫外線から守るためにも日焼け止めなどの紫外線ケアをしっかり行うようにしましょう。どんな天気であってもこまめに紫外線を塗り、シミ取り治療の効果を実感できるように日々のケアをがんばりましょう。
施術直後は肌に赤みが残ることも
施術によっては肌に赤みが残ってしまうこともあります。レーザーなどのシミ治療によって肌は軽い炎症を起こしている状態になります。
数日で赤みは収まることがほとんどですが、どうしても赤みが気になる場合は保冷剤などで冷やしたり、クリニックに相談したりするようにしましょう。
⑥まとめ
一度できてしまったシミを自力で治療するのは非常に難しいですが、クリニックでのシミ取り治療なら短時間でシミを綺麗に除去することができます。
本記事で紹介したレーザー治療、美白オーロラなどの治療法はシミに有効ですが、どれを選べば良いかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、シミ取りを受けるクリニックについても最新の機器があるか、実績があるかなどを気にされる方もいるでしょう。
大阪梅田・藤井クリニックは最新モデルのレーザートーニング、美白オーロラを導入しております。また専門の医師・スタッフによるカウンセリングによって、最新の設備・技術の中からあなたに合ったシミ取り治療を提案します。
シミでお悩みの方は、ぜひ大阪梅田・藤井クリニックへお気軽にご相談ください。
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