公開日: 2023年07月12日

更新日: 2024年11月21日

話題のポテンツァ(POTENZA)は効果あり?悩み別の症例写真で解説

話題のポテンツァ(POTENZA)は効果あり?悩み別の症例写真で解説

ポテンツァが、さまざまな肌の悩みに効果的ということは、美容に少し詳しい方なら聞いたことがあると思います。実際のところはどうなのか、気になりませんか?

ポテンツァの施術によって、どのような効果があり、実際に施術を受けた人はどのように改善したのか、この記事で確認してみてください。ポテンツァの仕組みや効果についての解説も合わせて紹介します。

ポテンツァとは

ポテンツァは、マイクロニードルと呼ばれる極細の針とRF(高周波)を利用した美容医療の施術です。

しわやたるみ、ニキビ・ニキビ跡、肝斑など、ニードル(針)を変えることによってさまざまなお悩みにアプローチできます。

 

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ポテンツァの仕組み

細い針で肌に小さな穴を空け、真皮層に高周波RFの熱を加えます。わざと傷つけられた状態の肌は、創傷治癒力を活発にして自ら再生しようとするのです。コラーゲンやエラスチンなどの成分の生成が促されて、ハリのある肌に近づきます。

針で刺した先に高周波の熱を届けるので、肌の表面に傷がつくことはありません。また、針を抜くときに薬剤を注入でき、有効成分が肌の奥まで届くので、薬剤の有効成分をたっぷりと肌に取り込みます。

 

  ダーマペンとの違い

よくダーマペンとの違いは何かと質問を受けますが、ダーマペンは針で穴を空けた後、肌の表面に薬剤を塗ります。ポテンツァでは針を抜くときに薬剤を注入するので、ダーマペンよりも効果的に美容成分を肌に届けられるのです。ダウンタイムもダーマペンより短い期間で済みます。

 

関連記事:ニキビ治療で話題急上昇中!ダーマペンの効果について

 

 ドラッグデリバリーシステム

ポテンツァのメニューには薬剤を使用しないものもありますが、薬剤を使用するメニューの場合、「ドラッグデリバリーシステム」が薬剤を浸透させる効果を発揮します。

ドッグデリバリーシステムを搭載した「ポンピングチップ」を使用すれば、ニードルによる創傷・RFの照射で創傷治癒力が働き、薬剤を肌の奥に届けます。一つの施術で、3つの方向から肌の悩みを改善に導くのです。

ドラッグデリバリーシステムは、ニードルを刺すときに陰圧環境を作り出して皮膚をつりあげた状態にします。そこへRF照射をして、針を抜くときに陽圧に転じることで確実に肌の内部に薬剤が入っていく仕組みです。

薬剤には、コラーゲンの生成をより促進する薬剤や、ターンオーバーを促す薬剤、サイトカインという低分子のたんぱく質によって肌を再生させる効果がある薬剤などがあります。

ポテンツァの効果

ポテンツァは、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。ニードルを変えることで、さまざまな効果が期待できます。

ニキビ・ニキビ跡
しわ・毛穴
肝斑・赤ら顔
たるみ

順に少し詳しく説明していきます。

 

 ニキビ・ニキビ跡

できてしまったニキビに対しては、絶縁コーティングされたチップを使ってRFエネルギーを肌の奥へ届け、皮膚の表面には炎症を起こさずにアクネ菌の原因となる皮脂腺を破壊します。

ニキビ跡にはニキビ治療とは別のチップが用いられます。ニードルを刺すことで肌に傷をつけ、針先からRFを照射する方法です。創傷治癒を促すとコラーゲンやエラスチンの生成が活発になり、肌にハリがでます。クレーターを含むニキビ跡は、この方法で治療しています。

 

 しわ・毛穴の改善

しわや毛穴の改善にもニードルによる創傷とRF照射で治療を行います。リジ ュビネーションという若返りの治療です。

 

 肝斑・赤ら顔

ポテンツァは、ニードルを刺す深さを調整できるため、肝斑の原因となっているメラノサイトのメラニン生成を抑えられます。

新生血管の増生が原因の赤ら顔に対しては、ポテンツァで赤ら顔の原因となる新生血管を抑制します。

 

 たるみ

たるみには「ダイヤモンドチップ」が効果的です。ダイヤモンドチップは、針がないので痛みが少ない、顔や首元のタイトニングを目的とした新しいチップです。

まとめ

ポテンツァは、少ない痛み・短いダウンタイムで効果的にエイジングができる美容施術です。改善したいお悩みによってニードルを使い分け、薬剤を使用することでさらに効果を発揮します。

当院、藤井クリニックでもポテンツァの施術を行っており、多彩なメニューの中から、患者様一人一人のお悩みに合わせてメニューを提案しています。

針を刺す深さや間隔、RFの熱量を患者様に合わせて調整できますので、痛みが心配な方もぜひご相談ください。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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