公開日: 2024年12月19日
更新日: 2024年12月23日
目尻のくすみの原因は?おすすめの美容施術も紹介
「目尻のくすみが目立たないようにしたい」と思い、コンシーラーやハイライトを使用するといった試行錯誤を重ねたものの、効果がなくあきらめていませんか?
目尻のくすみは疲れた印象を与えて、実年齢よりも老けて見られることがあるため、何とかして改善したいですよね。
今回は、目尻のくすみの原因をお伝えしたうえで、くすみの改善が見込める美容施術を紹介します。
透明感のある目元を手に入れたい方は、ぜひご一読ください。
目尻のくすみの原因
目尻のくすみは、誤ったスキンケアや生活習慣の乱れをはじめ、さまざまな原因によって引き起こされます。
できるだけ早い段階で適切に対処し、予防するためにも原因を確認しておきましょう。
原因①肌の乾燥
目尻のくすみの原因としてまず挙げられるのは、目元の肌の乾燥です。
目の周りは顔のなかでもとりわけ皮膚が薄く、皮脂の分泌量も少ないため、乾燥によるくすみができやすい傾向にあります。
目元の肌が乾燥して水分が不足すると、キメが乱れて肌の表面に凹凸が目立つようになります。
この凹凸があると影ができるので、肌の色がくすんで暗い印象を与えてしまうというわけです。
原因②角質肥厚
ターンオーバーの乱れによって“角質肥厚(かくしつひこう)”が引き起こされることでも、目尻がくすんでしまいます。
角質肥厚は、本来であればはがれ落ちるはずの角質が肌に残りつづけて、厚みを増すことで肌がゴワついている状態です。
そもそも角質自体が黒っぽい見た目ですから、これが厚くなると、肌の透明感が失われるのは当然といえます。
そのため、角質肥厚が生じると肌の透明感が失われていき、くすみとして表れます。
原因③メラニン色素の蓄積
肌の正常な状態が保たれずにメラニン色素が蓄積することによっても、目尻がくすむことがあります。
紫外線を浴びつづけると、メラノサイトやメラニン細胞とよばれる、メラニン色素を作る細胞が必要以上に刺激されます。
その結果、メラニン色素が過剰に生成され、顔や目尻が茶色くくすんでしまうというわけです。
また、摩擦によっても、目尻のくすみが引き起こされかねません。
皮膚が薄い目元には負担が大きく、色素沈着が起こることが考えられるからです。
目尻への摩擦は、以下のようなシーンでよくみられます。
【目尻に摩擦が生じる例】
・アイシャドウを濃く塗る
・アイメイクを強くこすりながらクレンジングする
・洗顔後にタオルでゴシゴシと拭く
アイメイクやクレンジングの際に、目の周りをゴシゴシとこすると、目尻のくすみにつながる可能性があるとわかります。
原因④血行不良
血の巡りが滞ると、毛細血管が青く浮き出るため、皮膚の薄い目尻はくすんで見えてしまいます。
特に色白の方は血行不良によって目元のくすみやクマが目立ち、顔色も悪く見えるケースが多くあります。
また、血行不良によって十分な栄養が肌に行き届かなくなれば、老廃物が溜まることで疲れた印象を与えてしまうことも少なくありません。
原因⑤タンパク質の糖化
目尻のくすみの原因には、体内のタンパク質の糖化も関係しています。
糖化とは、糖質の取り過ぎや食後に血糖値が急上昇することによって、過剰に発生した糖がタンパク質と結合する現象のことです。
この糖化が起こると、肌の老化が加速して肌のハリや弾力が失われるため、最終的には黄色くくすんでしまいます。
目尻のくすみの改善が見込める美容施術
目尻のくすみを、ファンデーションやコンシーラーなどのメイクで隠している方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、一時的なカバーにはなるものの、根本的な解決にはならないうえに、手間がかかるのもまた事実です。
美容皮膚科で施術を受ければ、これらのお悩みを解消することができます。
ここからは、目尻のくすみにお悩みの方におすすめの美容施術を紹介していきます。
サーマクールアイズ
ラジオ波を肌の内部に照射することで、肌にハリと弾力をもたらす、サーマクールという施術があります。
この技術を目元専用に開発したのが、サーマクールアイズです。
専用のチップを用いてラジオ波を照射することによって、ハリのある若々しい目元へと印象が変わります。
照射中にチクチクとした痛みを感じるかもしれませんが、施術後に腫れは生じないため、すぐにメイクすることも可能です。
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多血小板血漿治療(PRP療法)
目尻のくすみには、多血小板⾎漿治療とよばれる方法もおすすめです。
ご自身から採血した10~20cc程度の血液を遠心分離によって濃縮し、調整した血小板⾎漿を目元など気になる箇所に注射器で注入します。
血小板には皮膚の再生を促進する作用があるため、肌の凹凸を改善できるほか、肌にハリと弾力を与えることで、目尻のくすみを目立たなくすることができます。
この治療方法では、ご自身の血液を使用して肌の再生を促していくので、拒絶反応やアレルギーのリスクがほとんどありません。
関連記事:肌そのものを若返らせたい!PRP治療の美容効果について
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を注射することで肌にハリと弾力を与え、目尻のくすみを目立たなくさせる施術です。
目元への注入によって、目の周りに適度な弾力が生まれ、若々しい印象へと変えられます。
施術後に、腫れや注射針の跡による赤み、内出血などが生じる可能性がありますが、2~3日ほどで自然になくなるのでご安心ください。
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ダーマペン
非常に細い針がついているダーマペンで、肌の表面に小さな穴を開けることによっても肌にハリと弾力がもたらされるので、目元の印象を変えられます。
ダーマペンの施術を受ける際に、ヒアルロン酸やビタミンA、プラセンタなどが配合されている美容液と組み合わせれば、さまざまな肌の悩みの改善につながることも期待できます。
「穴を開ける」と聞くと、不安に思われるかもしれませんが、施術部位には局所麻酔クリームを塗るため、痛みはあまりありません。
なお、施術後の肌は、紫外線のダメージを受けやすい状態になるのでご注意ください。
色素沈着を避けるためにも、紫外線対策を徹底しましょう。
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高濃度ビタミンC点滴
経口では摂取できないほど高い濃度のビタミンCを点滴で注入するのが、高濃度ビタミンC点滴です。
ビタミンCには、メラニン色素が合成されるのを抑制するはたらきがあるため、肌の透明感が増すことで目尻のくすみも気にならなくなります。
なお、目立った副作用はないものの、ビタミンCを体内に吸収する際には水分が必要になるうえに、ビタミンCには利尿作用があります。
点滴の最中や直後には多くの方がのどの渇きを感じるため、こまめな水分補給を心がけましょう。
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エレクトロポレーション
エレクトロポレーションは、肌に電気パルスを与えることで細胞膜に一時的にすき間を作り、美容成分を肌の奥まで届けられる施術です。
目尻のくすみにお悩みなら、肌にうるおいを与えるヒアルロン酸や、メラニン色素の生成を抑制するアスコルビン酸などが含まれている薬剤を使用するとよいでしょう。
施術中に痛みが発生することは基本的にありませんが、かゆみやピリピリ感を伴うケースが稀にあります。
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目尻のくすみを予防する方法
すでにお伝えしたように、目尻のくすみの原因は、誤ったスキンケアや生活習慣の乱れなど、日々の小さな要因が重なっていった結果だとわかります。
つまり、目尻のくすみを予防するには、日常生活の見直しが大切ということです。
そこでここからは、目尻のくすみ予防につながる7つの方法を紹介します。
なお、これら7つの方法はあくまでも目尻のくすみを予防するものであり、すでにできてしまったくすみを改善するものではありません。
保湿する
乾燥は、肌にとって大敵です。
すでにお伝えした通り、目尻は皮膚が薄く乾燥しやすい箇所なので、化粧水や乳液などのスキンケアにプラスして、アイクリームを使用してみてください。
ただし、クリームをつける際に肌を強くこすると摩擦が生じ、肌がさまざまなトラブルに弱くなることで、かえって乾燥を招いてしまうため注意が必要です。
目元全体を優しくなでるようにクリームを塗れば、肌のうるおいを保ちつつ、目尻のくすみを防ぐことにつながります。
また、室内が乾燥している場合は、加湿器も使ってみましょう。
特に乾燥しやすい冬場は、普段以上に保湿を心がけると肌を乾燥から守れます。
ピーリングを試す
目尻の角質が気になるなら、角質を除去する効果があるピーリングを取り入れてみるのもおすすめです。
ピーリング剤は、拭き取りやジェル、石けんなどさまざまなタイプが販売されています。
デリケートな目尻に対しては、比較的マイルドな石けんタイプを選ぶとよいでしょう。
なお、ピーリングの回数を多くするほど、目尻のくすみを予防できるというわけではありません。
頻度が高すぎると、炎症や肌の乾燥を招くおそれがあります。
ピーリング剤のメーカーが推奨している使用頻度を守ったうえで、使ってみてください。
丁寧に洗顔を行う
目尻のくすみの予防には、正しい方法で洗顔することも欠かせません。
まず、熱いお湯を使うと肌にとって必要な水分まで蒸発してしまい、乾燥を招くため、ぬるま湯で洗うのが鉄則です。
そして洗顔フォームはよく泡立てて、たっぷりの泡で優しく洗うと、肌への刺激を減らせます。
特に目元はデリケートなので、色素沈着の原因にならないよう、こすらずに泡を転がすイメージで洗ってみてください。
なお、アイメイクが落ちにくい場合やウォータープルーフタイプの場合は、アイメイク専用のリムーバーを使用することをおすすめします。
摩擦を避ける
色素沈着による目尻のくすみを予防するには、目の周りへの摩擦をできるだけ減らすことが大切です。
アイシャドウを塗る際は、チップやブラシをこすりつけるのではなく、そっと触れるイメージで行うのがコツです。
また、アイメイクを落とすときは、クレンジングを十分になじませて汚れを浮かせましょう。
柔らかいテクスチャーのクリームタイプのクレンジングを選ぶと、目元への刺激を避けられます。
洗顔後に水分を拭き取る際も、柔らかいタオルで軽く押さえる程度に留めれば、摩擦を減らせます。
紫外線対策を徹底する
目尻のくすみを防ぐためには、摩擦を避けると同時に紫外線も対策しましょう。
紫外線対策が不十分だと、メラニン色素が沈着してしまい、くすみの原因となるからです。
紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいるので、外出時には日焼け止めを塗ることが欠かせません。
日差しが厳しい夏には、日傘や帽子、サングラスなどを併用して紫外線をしっかりと遮ることをおすすめします。
とはいえ、長時間屋外にいると、紫外線を完全には防ぎきれない場合もあるかもしれません。
日焼けして赤くなってしまったときは、患部をすぐに冷やしたうえで、いつも以上に保湿ケアを行ってください。
ホットタオルやマッサージで血行を良くする
目元を温めると、血の巡りが良くなり、目尻のくすみの予防にもつながります。
ホットタオルは、水に濡らして軽く絞ったタオルを電子レンジで温めるだけで簡単に作れます。
ただし、熱すぎるとやけどのおそれがあるため、少し冷ましてから目元に被せてください。
また、目元をマッサージすることによっても血行が促されます。
目元をマッサージする際は、何もつけないと摩擦が生じてしまうので、アイクリームを使用しましょう。
パソコンやスマートフォンの使い過ぎで、目が疲れているケースが多いため、血行を促進して目を労わることが大切です。
十分な睡眠をとる
生活リズムを整えて十分な睡眠時間を確保することも、目尻のくすみを予防するうえでは重要です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンには、肌のキメを整えるはたらきがあるからです。
寝つきを良くするために、就寝前のスマートフォンの使用や飲酒は避け、食事も就寝の2~3時間前には済ませておきましょう。
夜は間接照明を使用したり、ご自身の身体に合った寝具を選んだりすれば、睡眠の質も高められるのでおすすめです。
食生活を改善する
タンパク質の糖化を防ぎ、目尻のくすみを予防するには、食生活を見直しましょう。
糖化は、血糖値の急激な上昇によって引き起こされます。
そのため、食事の際はよく噛んで食べることを基本としたうえで、食べる順番も意識してみてください。
最初に野菜、その後タンパク質の多いおかず、最後に炭水化物を食べれば、血糖値の急上昇を避けられます。
また、りんごやみかん、ヨーグルト、大豆といった血糖値が上がりにくいとされている食品を取り入れるのも一つの手です。
目尻のくすみには、誤ったスキンケアや不規則な生活習慣が関係している
今回は、目尻のくすみにお悩みの方に向けて、くすみを改善するための美容施術を紹介しました。
目尻のくすみの原因としては、誤ったスキンケアによる肌の乾燥や色素沈着、または生活習慣の乱れを起因とする血行不良やタンパク質の糖化が挙げられます。
予防するには、保湿を徹底したうえで、正しい方法で洗顔を行いましょう。
基本ではありますが、睡眠の質や食生活を改善して生活習慣を見直すことも大切です。
ただし、上記のセルフケアはあくまでも予防方法であり、すでにできてしまったくすみを改善するものではありません。
透明感のある目元を目指したい方は、本記事でご紹介した美容施術を検討することをおすすめします。
①治療方法 ヒアルロン酸を皮膚に注入することで、体内に元から存在する自己のヒアルロン酸と融合して皮膚にふくらみを持たせ、しわを隆起させます。 ②副作用リスク ③連絡先
藤井クリニック ④費用
本治療は保険適用のない自由診療となります。
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(大阪梅田・神戸でヒアルロン酸注入なら藤井クリニック)