公開日: 2024年12月24日
更新日: 2025年01月07日
手のシワの原因は?予防方法やおすすめの美容施術も紹介
目次
手は、顔や首と同じくらい年齢が表れるパーツであるため、若々しく保ちたいですよね。
とはいえ手には、加齢とともに必ずシワができてしまうものです。
そのため、「深く刻まれた手のシワをなくしたい」とお考えの方も、多いことでしょう。
そこで本記事では、手のシワが深くなる原因とともに、それを予防する方法をご紹介します。
手のシワをはじめ、肌全般のお悩みを解消できる美容施術も記載しておりますので、ぜひご一読ください。
手のシワの原因
さまざまな要素が重なることによって、手のシワは深く刻まれていきます。
以下4つの原因を押さえ、手のシワが深くなる前に対策しましょう。
紫外線
手のシワが深くなる原因として有名なのは、紫外線によるダメージです。
紫外線には、日焼けやシミの原因であるUVBのほかに、“UVA”という波長があります。
地表に届く紫外線のうち約95%を占めるUVAは、シワやたるみの原因となり、肌の老化に大きく影響を及ぼします。
またUVAは、夏だけでなく一年中降り注いでいて、雲や窓ガラスを通り抜ける性質ももっています。
そのため、冬場や天気が悪い日をはじめ、室内でも対策が必要です。
乾燥
手のうるおいが失われても、シワは目立つようになります。
なぜなら、うるおいとともに肌のハリや弾力も失われて、皮膚が萎んでいき、シワの原因である凹みを生じさせるからです。
手には肌の表面を乾燥から守ってくれる皮脂腺が少ないため、もともと乾燥しやすい部位とされています。
そのうえ水仕事やアルコール消毒によって、ただでさえ少ない皮脂が流れ落ちてしまいがちです。
ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーが整っていない場合も、手のシワは深く刻まれます。
ターンオーバーとは、肌の古い細胞を新しいものに置き換えて、老廃物を排出し、美しさを保つ機能のことです。
しかし、運動不足や睡眠不足、過度な飲酒・喫煙などが常態化すると、ターンオーバーが乱れてしまいます。
肌の乾燥や皮脂の過剰な分泌、加齢などによってターンオーバーが乱れるケースもあり、シワをはじめとするさまざまなトラブルを引き起こすのです。
このような事態を避けるためにも、今一度、生活習慣を見直してみてください。
遺伝的要因
手のシワが目立つのは、生まれつき皮膚が薄いのが原因かもしれません。
皮膚の厚さは、肌に含まれるコラーゲンやエラスチンといった、皮膚の弾力を司る成分の量によって決まります。
遺伝的にこれらの含有量が少なく、皮膚が薄いと、深いシワでなくとも目立って見えることがあります。
そのうえでタンパク質や亜鉛、ビタミンCなどの栄養が不足すると、さらにコラーゲンとエラスチンが減少してしまうため、食生活には気をつけたいところです。
手のシワにおすすめの美容医療
続いて、手のシワを改善する効果が期待できる、おすすめの施術をご紹介します。
「セルフケアをしっかり行っているのに、手のシワが気になる……」とお悩みの方は、参考になさってください。
ヒアルロン酸注入
手のシワを改善できる人気の美容医療として、ヒアルロン酸注入が挙げられます。
ヒアルロン酸は、体内のいたるところに存在する保湿成分です。
保水力に優れており、ヒアルロン酸1gあたり6Lもの水を抱え込めるといわれています。
この性質によって肌に弾力をもたらし、深いシワが刻まれるのを防いでくれているのです。
しかし、ヒアルロン酸は加齢とともに体内から失われていきます。
そのため、不足した保湿成分を補い、肌の若々しさを保つために、ヒアルロン酸注入を検討する方が増えつつあります。
ほかの施術に比べてダウンタイムが短く、副作用が少ない点も人気の秘密です。
なお、ヒアルロン酸注入は多くのクリニックで行われて
いる施術ですが、どこで受けても同じ効果を得られるとは限りません。
注入する量や位置が少しでもずれると、不自然な仕上がりになってしまう可能性があるからです。
ヒアルロン酸注入を受ける際には、公式ホームページの実績や口コミを確認し、安心して施術を依頼できるクリニックを選ぶとよいでしょう。
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高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴とは、その名の通り高濃度なビタミンCを点滴で注入し、肌のきめを整える施術のことです。
ビタミンCには、コラーゲンの生成や、シミの原因となるメラニンの抑制など、さまざまな美容効果が期待できます。
ただし、体内で生成できないうえに、経口摂取では吸収しきれず、尿とともに排出されてしまいます。
そのため、手のシワを改善するには、効果を見込めるレベルまで、血中のビタミンC濃度を上げることが重要です。
点滴であればビタミンCを直接血中に送り込めるので、体に留まりやすく、肌にもしっかりとアプローチしてくれます。
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ビタミンC注射
ビタミンC注射は、高濃度ビタミンC点滴似ていますが、一度に注入するビタミンCの量が比較的少なく、手軽に受けられるのが最大の強みです。
高濃度ビタミンC点滴の所要時間が30~60分程度なのに対して、ビタミンC注射は5分ほどで終了します。
さらに、施術一回あたりの費用もビタミンC注射のほうが安価です。
まずは注射で手軽にビタミンCの効果を確かめて、そのあと点滴を打ってみるのもよいかもしれません。
美容点滴
続いてご紹介する、手のシワにおすすめの施術は、美容点滴です。
美容点滴とは、一人ひとりの肌に関するお悩みに合わせて、不足している成分を点滴で補う施術のことです。
先ほどご説明した高濃度ビタミンC点滴も、これに含まれます。
ビタミンC以外に、手のシワの改善効果が期待できる成分としては、細胞の再生を促すビタミンB2や、コラーゲンの生成を促進するαリポ酸などが挙げられます。
継続的に美容点滴を打てば、手のシワをはじめとする、さまざまなお悩みをピンポイントで解消できるかもしれません。
多血小板血漿治療(PRP療法)
多血小板血漿治療(PRP療法)は、肌の自然な美しさを引き立てる施術です。
PRPとは、血液に含まれる血小板を遠心分離器で凝縮することによって作られる製剤のことです。
手の甲へ注入すれば、ふっくらとしたハリや弾力を与え、シワを改善する効果が期待できます。
また、ご自身の血小板を凝縮して投与するだけなので、アレルギー反応や重篤な副作用のリスクが低いのも特徴の一つです。
関連記事:肌そのものを若返らせたい!PRP治療の美容効果について
プラセンタ注射
手のシワ予防だけでなく、健康面にも気を配りたい方には、プラセンタ注射がおすすめです。
プラセンタ(胎盤)は、血行を促進して栄養の巡りを改善し、美しい肌の再生を助けてくれます。
そのため、古くから漢方の一種として、人々に親しまれてきました。
これを美容医療として応用したのが、プラセンタ注射です。
血行の改善やコラーゲンの生成促進などの美容効果のほかに、ホルモンバランスの正常化といった健康面のメリットも享受できるといわれています。
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フォトRF(APL光治療)
手のシワのほかに、毛穴のひろがりも気になる場合には、フォトRFを検討してみてはいかがでしょうか。
フォトRFは、光エネルギーと高周波エネルギーを利用したメディカルスキンケアです。
肌を引き締めてハリを与える作用があり、手のシワだけでなく、毛穴を目立たなくする効果も期待できます。
欧米ではすでに多くの人々が受けている施術で、総合的なスキンケアの手段として注目されています。
また、施術後のダメージが少ないのも、フォトRFの嬉しいポイントです。
皮膚の上層にのみ熱を与えるため、施術中の痛みもほとんどありません。
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手のシワを予防する方法
手のシワが深くなる原因さえわかれば、予防することもできます。
これからご紹介する4つの方法は、いずれも簡単に実践できますので、日常生活のなかで意識してみましょう。
なお、これらはすでに刻まれたシワをなくす方法ではなく、あくまでも手のシワが深くなることを抑える手段だという点にはご留意ください。
UVケアを徹底する
手のシワを予防するうえで欠かせないのが、紫外線対策(UVケア)です。
前述の通り、紫外線が肌に与える影響は大きく、肌を老化させる原因の6割以上を占めるともいわれています。
日焼け止めを塗ったり、UVカット機能のついた手袋を活用したりすれば、手のシワが深くなるのをある程度抑えられます。
ただし手のUVケアは、顔や首などに比べると難しいものです。
なぜなら、石鹸で洗ったり、どこかに触れたりすると、せっかく塗った日焼け止めが落ちてしまうからです。
日焼け止めで手のUVケアを行う場合には、こまめに塗りなおすように心がけましょう。
保湿する
ハンドクリームや美容液を塗って手のうるおいを保つことでも、シワが深くなるのを予防できます。
特に外出時や手洗いのあとは肌が乾燥しやすいので、こまめに塗るようにしてください。
爪の周りや関節部分、指の側面など、塗り残しがないように意識すると、保湿効果をより高められます。
また、水仕事に際しての保湿ケアも欠かせません。
素手で水仕事を行うと、塗りひろげたハンドクリームや美容液がすべて流れ落ちてしまうので、ゴム手袋を着用してみるのもよいでしょう。
手を洗ったあとは水気を拭き取る
手についた水分をすぐに拭き取ることによって、乾燥を防ぎ、シワを予防する効果が期待できます。
手を洗ったままタオルやハンカチで拭かずに、自然乾燥させると、肌に含まれる水分まで蒸発してうるおいが失われます。
肌を傷つけないように、清潔で乾いた布を使って水気を拭き取りましょう。
そのあと、日焼け止めやハンドクリーム、美容液の塗り直しも忘れずに行ってください。
洗剤を素手で触らないようにする
洗剤や薬品に直接触れるのは、できるだけ避けたいところです。
皿洗いや洗濯といった家事を、素手で行っている方も多いのではないでしょうか。
しかし手の皮膚は非常にデリケートなため、刺激の強い薬剤に素手で触れると、シワだけでなく、手荒れなどのダメージにもつながってしまいます。
水仕事の際は、保湿の意味も込めてゴム手袋の着用をおすすめします。
手のシワは乾燥や紫外線の影響で深くなるが、美容医療によってある程度改善できる
今回は、手のシワが深くなる原因とともに、それを改善・予防する方法をご紹介しました。
手のシワは、乾燥や紫外線、ターンオーバーの乱れなどが原因となって深く刻まれます。
ハンドクリームや日焼け止めをこまめに塗ったり、生活習慣を見直したりすることで、ある程度予防できます。
ただしこれらは、あくまでも手のシワが深くなることを抑える手段であり、すでにできているシワをなくす方法ではない点には注意が必要です。
すでに深く刻まれてしまったシワを、セルフケアでなくすのは不可能なため、気になる方はクリニックでの美容医療を検討してみるのもよいかもしれません。
医師と納得がいくまで相談して、最適な施術を選びましょう。
ヒアルロン酸注入に関するよくある質問
Q腫れ、跡などのダウンタイムはどのくらいですか?
A.腫れはほとんど無いと思って頂いてよろしいかと思います。注入した際の針の跡の赤みが2,3日ありますが当日よりメイクでごまかせますのでご安心ください。
Q注入の時は痛みはありますか?
Q入浴はできますか?
A.入浴は当日から可能ですが、腫れや内出血ができた場合は当日のみ入浴を避けシャワー浴にして下さい。
Q効果はどのくらい持続しますか?
A.部位にもよりますが、半年~1年ほどの効果を実感されている方が多いようです。
Q施術が受けられないケースはありますか?
A.以下のような方は施術をお断りすることがございます。
- ・麻酔アレルギーがある方
- ・妊娠、または妊娠している可能性のある方
- 授乳されている方
- ケロイド体質の方
- 肥厚性瘢痕になりやすい方
- 肝障害、腎障害、心臓疾患の方
藤井クリニックでは無料カウンセリングで、それぞれのお悩みに合った施術を提案いたします。
お気軽にご相談ください。
①治療方法 ヒアルロン酸を皮膚に注入することで、体内に元から存在する自己のヒアルロン酸と融合して皮膚にふくらみを持たせ、しわを隆起させます。 ②副作用リスク ③連絡先
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※診断により変動する可能性があります。
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