公開日: 2024年01月19日
更新日: 2024年11月21日
くすみは老け顔に見える!?肌のトーンアップのためにできること
目次
くすみが原因で顔色が悪く見えたり、老けて見えたりすることはありませんか。
くすみは血行不良や乾燥だけではなく、メラニンや糖化、角質などのさまざまな原因により引き起こされます。
しかし、すでにできてしまったくすみも、適切な治療をすることで改善が可能です。ここでは、ご自宅でできるスキンケアから、クリニックでの最新のくすみ治療について解説します。
肌のくすみの種類と原因
肌のくすみは原因によって、4種類にわけられます。それぞれに異なった原因があり、対策方法もさまざまです。ひとつずつ、確認していきましょう。
メラニンによるくすみ
メラニンによるくすみは、紫外線の浴びすぎが原因です。紫外線を浴びると、肌細胞を守るためにメラニンが生成されます。
通常はメラニンも肌のターンオーバーによって排出されますが、紫外線を多量に浴びるとターンオーバーが間に合わないことがあります。排出できなかったメラニンは、肌に沈着してくすみを生じさせてしまうのです。
乾燥によるくすみ
乾燥によるくすみは、加齢などによる新陳代謝の低下と肌の水分量の低下が原因です。肌の新陳代謝が低下すると、古い角質がなかなか剥がれ落ちず、見た目にも肌の質感や色が悪く見えます。
また、肌の水分保持には、セラミドやアミノ酸がとても重要です。これらの成分が不足すると肌の水分保持力が損なわれるため、くすみだけでなく弾力のない肌になってしまいます。
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黄色いくすみ
黄色いくすみは、糖化が原因です。食事などから摂取した糖質と体内のタンパク質が結びつくことで、糖化が引き起こされます。
米や麺類、パンのみの食生活は、黄色いくすみを引き起こす可能性があります。
しかし、糖質も身体には必要な栄養であるため、控え過ぎることはおすすめできません。糖質やタンパク質、食物繊維などを万遍なく取り入れたバランスの良い食生活が大切です。
血行不良のくすみ
血行不良のくすみは、運動不足やストレス、不規則な生活習慣が原因です。運動不足や不規則な生活習慣は、血液やリンパを滞らせ、くすみやむくみのきっかけになります。
適度な運動と生活習慣の改善で、血行不良によるくすみは改善します。運動が難しい場合は、入浴後のマッサージを取り入れることなどから始めていきましょう。
くすみの改善のためにスキンケアで気を付けること
ご自宅でのスキンケアで、くすみの改善や予防することは大切です。それぞれのくすみの種類によって、スキンケア方法が異なります。
メラニンによるくすみ
季節を問わず、紫外線対策を行いましょう。実は紫外線はメラニンだけではなく、乾燥の原因にもなります。
日焼け止め、日傘、つばのある帽子は必需品です。日焼け止めはSPFとPAの値で選び、日常使いと海などのアクティビティで使い分けましょう。
乾燥によるくすみ
乾燥によるくすみは、保湿ケアが大切です。肌の水分量を増やし、安定させることでくすみを予防・改善します。
また、洗顔をし過ぎることも、肌が乾燥する原因です。ぬるま湯ですすいでから、泡で優しく洗いましょう。ゴシゴシとこすらず、ぬるま湯で優しくすすぎます。洗顔後はすぐに保湿し、化粧水の後は乳液で油分を補給します。
入浴後の場合は、浴室を出たあとすぐに保湿ケアをしてください。乾燥が気になる場合はクリームで更に保湿しましょう。
黄色いくすみ
黄色いくすみには、インナーケアが大切です。食生活を改善し、バランスの良い食事を心がけましょう。
黄色いくすみは糖質の過剰摂取が原因ですが、糖質を全く摂取しないことは、かえって身体に不調をきたします。糖質には保湿能力もあるため、糖質の過度な制限は避けてください。
胚芽米や玄米、全粒パンはGI値が低く、血糖値の上昇が緩やかな食材です。血糖値の上昇が緩やかなため、糖化が起こりにくくなります。
血行不良のくすみ
血行不良のくすみは、マッサージで改善する場合があります。適度な運動や生活習慣の改善が理想ですが、難しい場合はマッサージから生活に取り入れてみましょう。
顔の血流を促すことで、くすみや顔色のトーンアップも期待できます。マッサージの際は、肌へ摩擦の負担がないようにマッサージクリームを使いましょう。保湿ケアの際に、フェイスクリームをマッサージクリームとして代用するのもおすすめです。
くすみ肌をカバーするメイク
くすみのある肌は、コントロールカラーやコンシーラーで顔色を明るく見せましょう。
ベースメイクには、コントロールカラーがあります。
コントロールカラーにはイエロー系、ピンク系、ブルー系、グリーン系、パープル系などがあります。以下を確認し、ご自身のくすみの種類によって使い分けしましょう。
メラニンによるくすみ
イエロー系のコントロールカラーがおすすめです。メラニンによる暗い影のあるようなくすみを、健康的な肌色に見せることができます。イエロー系は万能なカラーで、他のくすみを隠すときにも使えます。
乾燥によるくすみ
乾燥くすみには、パープル系のコントロールカラーがおすすめです。乾燥によって暗く見える肌を、明るく補正してくれます。また、メイク直しの際は、気になる部分に明るめのコンシーラーを肌になじませると、肌のツヤや明るさが戻ります。
黄色いくすみ
ブルー系、グリーン系、パープル系のコントロールカラーがおすすめです。肌の黄色味を抑え、透明感のある肌に見せることができます。
血行不良のくすみ
ピンク系のコントロールカラーがおすすめです。血行不良によって青白くなった顔色を、健康的な肌に見せることができます。
くすみに効くクリニック施術
美容クリニックでは、くすみを根本から治療することが可能です。ご自身のくすみの状態や、希望する施術内容を検討し、健康的で美しい肌を目指しましょう。 主に、クリニックでは下記の治療があります。
レーザー治療
レーザーの熱照射によって肌を引き締めたり、古い角質を除去したりすることができます。クリニックによって、治療方法や種類が異なります。
▼藤井クリニックの場合の症例はこちら
トーニング1
施術前
施術後
オーロラとトーニング2
施術前
施術後
レーザートーニング+イオン導入
施術前
施術後 (約3ヶ月)
ビタミンC点滴
高濃度のビタミンC点滴で、肌の内側からの美白・若返りを目指します。速攻性はありませんが、定期的にビタミンC点滴をすることで健康維持にもつながります。
まとめ
今回は、くすみの種類と、くすみの種類に合わせたスキンケア方法などをご紹介しました。くすみを改善することで、素肌から明るい肌を手に入れることができます。
くすみの種類によってスキンケア方法とメイクでのカバー方法は異なるため、ご自身のくすみの種類を調べてみてください。
まずはホームケアから始め、改善が難しい部分はクリニックに相談するなど、お悩み具合やくすみの程度で少しずつ検討してみましょう。
カバーメイクで隠し切れないくすみや、スキンケアでくすみが改善しない場合は、ぜひ一度藤井クリニックにご相談ください。
現在、クリニックでは最先端の医療機器や治療方法が増え、痛みやダウンタイムの少ない施術も多くなっております。美容のプロフェッショナルとして、くすみに合わせた最適な治療方法をご提案いたします。
ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。
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