公開日: 2024年03月25日

更新日: 2024年11月19日

毛穴を洗浄とは?大阪の美容クリニック医師が解説

毛穴を洗浄とは?大阪の美容クリニック医師が解説

毛穴の汚れが角栓化し、黒く見える毛穴の黒ずみ。
ザラザラした手触りと目立つ見た目に、「なんとかしたい!」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

毛穴の汚れは普段のスキンケアが大切ですが、誤った方法で行うと逆に悪化してしまうことも。

今回は、毛穴の汚れの原因や、気にしている方が多い「いちご鼻」、話題の毛穴対策まで美容皮膚科の専門医が詳しく解説します。毛穴汚れにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

毛穴が汚れる理由

毛穴は、肌の表面にある毛の出口部分のことで、皮脂の分泌もされています。毛穴の奥にある皮脂腺と呼ばれる組織が皮脂を分泌し、汗と混ざって皮脂膜を作り、肌をバリアで守っているのです。

通常、毛穴から分泌される皮脂量はコントロールされていて、新陳代謝によってスムーズに排出されています。

しかし、次のような理由で新陳代謝が乱れてしまうと、汚れや皮脂が排出されなくなり、毛穴に汚れがたまります。

皮脂の過剰分泌

毛穴が汚れる理由は、皮脂の分泌量が過剰になって毛穴が開きっぱなしになったり、皮脂と角質が混ざって毛穴に詰まったりすることです。

皮脂の過剰分泌には、食生活や睡眠、乾燥、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要因が関係します。皮脂汚れによる毛穴のケアには、過剰分泌が起きないよう生活習慣を見直すことが必要です。

乾燥肌

乾燥が進むと、皮脂膜で肌を守ろうとし、皮脂が過剰分泌されます。また乾燥によって皮膚が硬くなり、毛穴から排出されるはずの皮脂がたまりやすくなったり、古い角質が毛穴に詰まったりします。

皮脂でべたつくからといって保湿を行わず乾燥させていると、どんどん皮脂が分泌されてしまい、はがれなかった角質と混ざって汚れが蓄積していくのです。

メイクによる汚れ

普段のメイクであっても、落ちにくいよう肌に密着しているため、その日のうちにしっかりオフすることが大切です。肌に合ったやさしいクレンジングを使って、丁寧にメイクを落としましょう。

毛穴を隠すためのファンデーションを使用している場合は特に詰まりやすく、きちんと落とせていないことが毛穴汚れにつながります。

毛穴の開き

本来なら閉じているはずの毛穴が、皮脂の過剰分泌によって開きっぱなしになり、汚れや角質がたまりやすくなります。毛穴汚れをきれいにした後も、穴が開いた状態を放置していると、汚れが入り込み、さらなる毛穴汚れの原因に。適切なケアで毛穴の開きを改善しましょう。

毛穴の汚れを放置したらどうなる?いちご鼻の解説

毛穴の汚れを放置していると、詰まった皮脂が酸化し、黒く変色します。毛穴1つ1つに黒いポツポツがみられるようになるため、毛穴が目立つ原因になります。

毛穴の黒ずみで多くの方がお悩みなのが、いわゆる「いちご鼻」といわれる小鼻の毛穴の黒ずみです。鼻はお顔の中心にあるパーツなので、どうしても目立ってしまいコンプレックスになっている方も多いのではないでしょうか。

小鼻には毛穴がたくさんあり、形状も凸凹しているため皮脂がたまりやすい場所です。小鼻や小鼻の脇は、皮脂と古い角質が毛穴にたまり、詰まりやすくなります。

詰まった汚れは角栓となり、白くプツプツと見えるのが初期症状です。そのまま放置すると酸化して黒ずみ、まるでいちごの表面のような黒いブツブツが小鼻の周りにできてしまいます。

「いちご鼻をなんとかしたい!」とゴシゴシこすったり、角栓をむりやり取り去る方法を続けたりしていると、余計に悪化してしまうことも。

角栓化した毛穴汚れを改善するのは簡単ではありません。たくさんの時間をかけて少しずつ毛穴をきれいにしていきましょう。次項からの毛穴対策を参考にして、いちご鼻を解消してみてください。

自分でできる毛穴対策

毛穴対策には、日々の基本的なスキンケアや生活習慣の改善が有効です。ご自身でできる毛穴対策には次のようなものがあります。

丁寧なクレンジングと洗顔

メイクだけでなく、皮膚に付着した汚れやほこりなども、クレンジングで優しく落とします。角栓や黒ずみをゴシゴシこすると、必要な皮脂も一緒に落としてしまって、乾燥肌の原因になります。

洗顔はこすらず、肌の上で泡をすべらせるようにして行いましょう。洗い方を丁寧にするだけで肌へのダメージが抑えられます。

クレンジングにはオイルタイプやクリームタイプ、ジェルタイプなど、肌質やお悩みに合わせて相性の良いものを選ぶとさらに効果的なスキンケアになります。

たっぷり保湿するスキンケア

汚れを丁寧に落としたら、たっぷりと保湿しましょう。乾燥すると、肌を守ろうとして皮脂の分泌が過剰になり、詰まりの原因になります。

化粧水で水分をたっぷり与え、乳液やクリームで蓋をしてうるおいが逃げないように、両手でたっぷりと肌になじませます。べたつきが気になる場合は、好みに合わせて、さらっとした使い心地のジェルタイプなどを選びましょう。

紫外線対策を年中行う

紫外線は夏だけではなく、年中降り注いでいます。肌へのダメージが大きく、皮脂が酸化する原因に。乾燥や毛穴の黒ずみを悪化させる原因になるので、日焼け止めクリームや日傘の使用し、1年中紫外線対策を行いましょう。

生活習慣を見直す

睡眠不足や偏った食生活はターンオーバーの乱れを招きます。揚げ物やお菓子など油分の多い食事をとりすぎると皮脂の分泌量も増えるので、毛穴が気になる方は食生活も見直してみましょう。

使用頻度を守りながらスペシャルケアをプラスする

毛穴のスペシャルケアとして、毛穴パックなど、はがすタイプのピーリングを使う方もいらっしゃるかもしれません。

毛穴の汚れがとれているのが目に見えてわかるので、ついつい何度もやりたくなってしまいます。しかし、毛穴の周りの健康な皮膚まではがれてしまうので、ダメージが大きい方法です。

スペシャルケアを行う場合は、回数や頻度を守り、ケア後の保湿もたっぷり忘れずに行いましょう。

クリニックでできる毛穴洗浄

クリニックでできる毛穴洗浄

「セルフケアで毛穴対策を行ってもなかなかきれいにならない・・・」
「すぐに毛穴を何とかしたい・・・」
そんな時はクリニックで行われる美容施術がおすすめです。

美容クリニックの毛穴対策にはいろいろな種類があり、お肌の状態やなりたい希望に合わせて選べます。セルフケアで行うよりも確実に短期間でキレイになれるので、毛穴が気になる方は美容施術も検討してみましょう。

大阪梅田の藤井クリニックが毛穴対策で人気の理由

大阪梅田の美容皮膚科・内科の藤井クリニックでは、毛穴対策の施術メニューを数多く取り扱っています。肌の状態やお悩みに合わせて選べる豊富な毛穴対策メニューの中から、毛穴対策に人気の施術をご紹介します。

ダーマペン

ダーマペンは、マイクロニードル(微細針)を用いて肌に小さな穴をあけ、傷を治す過程で分泌されるコラーゲンなどの美肌成分によって肌を再生させます。細胞の創傷治癒力を利用した施術です。

毛穴の開きやざらつきの改善に効果があり、肌のターンオーバーを促進し、毛穴の詰まりを改善します。

ダーマペンはその名の通りペンのような細い形状の美容機器なので、狙った部位にピンポイントで施術できます。レーザーなどでは難しい小鼻の脇の凸凹部分にもアプローチしやすいため、いちご鼻の改善にも最適な治療方法です。

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ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、水流とバキュームを利用した毛穴ケア・角質ケア・美容液導入が一度にできる治療機器です。

クレンジング・ピーリングによって古い角質を除去し、毛穴にたまった皮脂汚れや角栓を吸引によって取り除きます。汚れを除去した毛穴には、美容液をたっぷりと浸透させて保湿します。

皮膚を保護して負担を最小限に抑えるだけでなく、開いた毛穴の引き締め効果もあり、一度の施術で効果を実感できるおすすめの毛穴ケアです。

ハイドラフェイシャルの
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フラクショナル

美肌再生フラクショナルRFは、RF(ラジオ波)を肌へ点状に照射し、一時的にごく小さな穴を開けて熱エネルギーを肌の内部へ届ける治療方法です。熱エネルギーで刺激された肌細胞はコラーゲンを多く生成し、肌を内側から再生します。

肌表面への熱ダメージは最小限に抑えるため、他のレーザーを使った治療に比べてダウンタイムが非常に少なく、治療目的に合わせてピンポイントで施術できます。毛穴の汚れや開きの改善の他、小じわやたるみ、ニキビ跡などさまざまな肌悩みに効果的です。

美肌再生フラクショナルRFの
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レーザートーニング

レーザートーニングは、微力で均一なレーザーを照射し、メラニンや黒ずみのスムーズな排出を促す最新のレーザー治療機器です。施術の際の痛みやダウンタイムが非常に少なく、肌に優しい治療方法です。

毛穴汚れのお悩みには、波長の長いレーザーを真皮層に届けてコラーゲンの生成を促進することや、ターンオーバーを正常化させ、毛穴に詰まった汚れや黒ずみを排出しやすくすることなどで改善が見込めます。

また、生成されたコラーゲンにより毛穴を引き締める効果も期待でき、黒ずみや毛穴の開きが目立たなくなります。

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ジュベルック

ジュベルック(Juvelook)は、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促進する働きのある注入型の薬剤です。

トウモロコシやジャガイモ、サトウキビなどのデンプンから抽出されるポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)を成分としており、他のヒアルロンサン(ヒアルロン酸?)製剤などと比べてしこりなどの副作用のリスクが少ない点が特徴です。

コラーゲンが肌内部で多く作られると、ハリが増します。毛穴の開きや小じわの改善に効果が期待できます。ヒアルロン酸注入で得られる一時的な効果とは違い、ご自身の細胞でコラーゲンが生成されるのを促進するため、自然なハリが戻ります。

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まとめ

今回は、多くの方がお悩みを持っている毛穴について、黒ずみや汚れの原因と対策を解説しました。

毛穴の汚れや黒ずみはセルフケアでは時間がかかり、すっきりきれいになるまで根気よくケアする必要があります。しかし、即効性を求めて誤ったケアを繰り返すると、かえって悪化するばかりか、別の肌トラブルのもとにもなりかねません。

大阪梅田の藤井クリニックでは、美容皮膚科として毛穴ケアの施術を多数ご用意しています。お客様の毛穴の状態やお肌のお悩みに合わせて、最適な施術を提案いたします。

毛穴でお悩みなら、藤井クリニックまでご相談ください。

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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