下部(大腸)内視鏡について
COLONO
SCOPY
下部(大腸)内視鏡検査は、
大腸がんの早期発見に有効です。
大腸がんは現在わが国で死因の上位を占めてきており、食生活の欧米化の発展に伴い大腸がんの罹患率は急増し、2015年には胃がんを抜きトップに躍り出ると予想されております。大腸がんは、一般的に他のがんに比べ、治癒率が高いがんだと言われております。大腸がんは食肉(特に脂っこい牛肉)の摂取量と相関していると言われていますが、食生活を改善していくだけでなく、定期的な下部(大腸)内視鏡検査を受診し、早期発見に努めることが重要です。特に極早期に発見できれば、開腹手術でなく内視鏡下による切除も可能です。大腸がんの約9割は「大腸腺腫」という良性腫瘍(大腸ポリープの大部分)を経てゆっくりと肥大化していきます。従って、大腸腺腫の段階で内視鏡下で切除を行えば、およそ9割の大腸がんは予防できると考えられております。実際、欧米のデータでこれを裏付けるものも発表されています。
検査経験の豊富な医師による
観察が重要です。
下部(大腸)内視鏡検査は、胃カメラ以上に、受診される方への苦痛及び検査の安全性が、医師の経験値によって左右されると言われております。これは、大腸壁を内視鏡で過度に伸ばすと孔があくためです。実施時の苦痛が少ない検査を受けるためには、医師の確実な技術が要求されます。
当院では、消化器内科学会認定の専門医・指導医である経験豊富な院長自らが、専門の設備と機器を用いて下部(大腸)内視鏡検査を実施します。
料金について
PRICE
下部(大腸)内視鏡検査
目安:3,500円~15,000円
(税込3,850円~16,500円)
下記、表は保険負担3割の方の費用(目安)です。
保険負担2割の方はその2/3、保険負担1割の方は1/3とお考えください。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ) |
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生検(1臓器につき) |
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※がん等が疑われるときの病理組織検査の有無や潰瘍等の疾患が見つかった際の処方箋により、差が出てきます。
およそ、保険負担3割の方でも6,600円~15,400円の範囲でお考えください。
大腸ポリープの切除
目安:2,500円~20,000円
(税込2,750円~22,000円)
下記、表は保険負担3割の方の費用(目安)です。
保険負担2割の方はその2/3、保険負担1割の方は1/3とお考えください。
大腸ポリープ切除術 |
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病理組織検査料(1臓器につき) |
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※症状のある方、あるいは他の検査で異常のある方は保険診療の対象となりますが、症状がなく健康診断として受けられる場合はドック(実費)となります。
胃ドックで病変が見つかり、組織検査をする場合、組織検査については、保険診療の対象となります。
またポリープの切除は、ドックで見つかった場合も保険診療の対象となります。