顔の中心にあり、その人の特徴として印象づけるパーツ「鼻」。日本人には特に、鼻の形や高さにコンプレックスを持っている人が多く、悩みの多いパーツです。

整った鼻とは一般的にどんな鼻？

一般的にキレイな鼻とされているのは西洋人のような高い鼻です。目の間からスッと下に伸びており鼻筋も細く、洗練された印象を与えます。日本人でもこのような鼻を持つ女優さんやモデルさんがいるので憧れる方も多いでしょう。しかし、鼻は高ければいいというものではなく、重要なのはお顔全体のバランスです。形は整っていながらも主張し過ぎず、お顔のパーツと調和のとれた鼻が理想とされています。
また、鼻の悩みの上位にランクインする「団子鼻」や「ブタ鼻」などは、形そのものを整える必要があり、メイクなどでのカバーが困難です。「小鼻が横に広がっている」「鼻の穴が目立つ」「鼻筋が通っていない」などご自身のお悩みに合わせて専門クリニックでの施術が必要になります。鼻の形だけにこだわるのではなく、輪郭を含めお顔全体のバランスを整えないと、不自然に目立ってしまうパーツなのです。

鼻の部位の解説

1．鼻柱…左右の鼻の穴の間で鼻先を支える柱
2．鼻根…額の下・両目の間で鼻の始まり
3．鼻背…鼻根から鼻先（鼻筋）
4．鼻翼…鼻先の左右両端の膨らみ（小鼻）
5．鼻尖…最も高い所（鼻先）

美しい鼻の条件

1．額・鼻・顎の縦の長さが1：1：1
2．鼻の横幅が目の横幅、または唇の幅の2／3と同じ
3．鼻筋の始まる位置が上まぶたと同じ
4．鼻の下～下唇の下、下唇の下～顎までが同じ長さ
5．横から見た時、鼻先と顎先をつなぐ線（Eライン）の内側に口元が入っている
6．下から見た時に鼻の穴は2／3程度に収まり、形は逆三角形
7．鼻と鼻の下の角度が90°

ある程度の高さがありシャープな鼻や、横から見て鼻筋がまっすぐ伸びている鼻などが美しい鼻といわれます。

日本人に多い鼻の形・種類

日本人に多い鼻の形・種類を紹介します。

・ぺちゃ鼻…鼻筋が通らず低い鼻、顔に立体感がなく地味な印象
・団子鼻…鼻先や小鼻が丸い鼻で、日本人に多い鼻
・ニンニク鼻…鼻の皮膚が厚く肉付きがよい、鼻先が丸く小鼻が横に広がっているため存在感がある
・ブタ鼻…鼻筋が短く、鼻の穴が正面から見える
・わし鼻…鼻筋が曲線を描き、先端が尖って鼻が高いため、彫りが深く西洋人のような雰囲気がある

日本人の鼻は、鼻根部が広いため、鼻が低く鼻筋が通っていないように見える傾向があります。